今回は高校屈指の長距離ヒッター、岩手県の花巻東高等学校硬式野球部で躍動した佐々木麟太郎(ささきりんたろう)さんの話題をお届けしていきたいと思います。
佐々木麟太郎さんは高校入学後、ケガを経験しつつも通算140本以上のホームランを放ったというすでに伝説のスラッガー。高校最後の夏の甲子園では準々決勝で仙台育英に阻まれましたが、卒業後はアメリカの大学に進学する意向というビックリ情報が報道され、今後の動向が注目されています。
一方、そんな佐々木麟太郎さんはこれ以上ない野球一家に生まれ育った、まさに野球の申し子。改めて家庭環境に興味を持つ方もおられるのではないでしょうか。
では、佐々木麟太郎(花巻東)の父や兄弟等の家族!身長や体重等のwikiプロフィール!と題し、佐々木麟太郎さんについて詳しく解説してまいります。
ぜひ最後までお付き合いください。
佐々木麟太郎(花巻東)の父
佐々木麟太郎さんは2023年7月現在、花巻東高等学校の3年生で、プロスカウト注目の大型スラッガーです。花巻東は春には岩手県大会を制し、佐々木麟太郎さんも中軸打者として奮闘されました。
ひときわ大きな体格なので、どこにいるのかすぐわかる?
(花巻東高等学校インスタ@hanamakihigashi_hより)
そんな佐々木麟太郎さんの父親は、花巻東硬式野球部の監督・佐々木洋(ひろし) さんです。大谷翔平さん、菊池雄星さんらの恩師としても知られる方です。
近年では大谷翔平さんの活躍とともにインタビューを受ける機会も増えていますから、名前をご存じの野球ファンもたくさんおられるのではないでしょうか。
佐々木洋さんは岩手県北上市の江釣子(えづりこ)出身。早い時期からリーダー資質を発揮し、野球をプレーすると同時に指導者の道を目指してきました。花巻東の社会科教諭・硬式野球部監督として就任するのは1999年、24歳のころのことでした。(※花巻東公式サイト『おめでとう!佐々木洋教諭(硬式野球部監督)が岩手県私学教育表彰受賞す』)
長男を「麟太郎」と名付けたのは、洋さんご自身が大好きだという勝海舟(※幼名は麟太郎)にあやかってのこと。こんなところにも海外志向や志の高さがうかがえる気がします。
もしかすると、花巻東から大谷翔平さん、菊池雄星さんと立て続けにメジャーリーガーが生まれたことにもつながるのでしょうか。麟太郎さんも中学時代、バリー・ボンズのフォームを参考に、打撃改造に取り組んだといいます。(※バリー・ボンズはSFジャイアンツなどで活躍したメジャーの名選手)
インタビューで佐々木洋さんは、日本史教諭らしくこちらのように語っています。
「常に開拓者であってほしいという気持ちから、新渡戸稲造のように太平洋の架け橋になってほしいと言い続けていたのも覚えています」(※NumberWeb『花巻東・佐々木洋監督が明かす「夢を目標に変える」指導論』)
こんな父親であり野球指導者なんて、世界でただ一人の存在ではないでしょうか。
佐々木麟太郎(花巻東)の兄弟
50m6.5秒!
佐々木麟太郎さんにはひとつ下の妹、秋羽(しゅう)さんがいらっしゃいます。そして、身長168cm、50mを6.5秒で駆け抜ける、女子野球界注目のスラッガーです!
2006年9月29日生まれで、23年10月現在兄と同じ花巻東の2年生。幼少期から金ケ崎リトルシニアでプレーされていたといいますから、本当に筋金入りなんです。ブカピ部活ONEの動画「【花巻東】プロ注目スラッガー佐々木麟太郎の妹!」では片岡安祐美さんによるインタビューが行われています。ぜひご覧になってみてください。
兄・麟太郎さんよりはだいぶスリムなイメージ。足の速さが自慢ということで、長距離砲の兄とは少しタイプは違うようですね。
佐々木麟太郎(花巻東)の身長や体重等のwikiプロフィール
佐々木麟太郎(花巻東)の身長
佐々木麟太郎さんの身長は184cmです。週間ベースボールONLINEの選手データに記載があります。画像でもわかる通り、とても大柄です。
ただ、これまでの高校生活はケガに悩まされた経緯もあり、なかなかパワー全開とはいかなかったようです。(※デイリー『怪物スラッガー・佐々木麟太郎は最後の夏に花を咲かせられるか』)
2023年夏は体調も万全ではなくフル回転とまではいきませんでしたが、海外の選手と比較しても見劣りしない体格ですから、そんなところにも将来性の高さが感じられます。
佐々木麟太郎(花巻東)の体重
佐々木麟太郎さんの体重は113kgです。佐々木麟太郎さんは寮生活をされており、毎日もりもり食べて成長を支えているようです。
参考までに、アスレシピの記事「菊池雄星、大谷翔平を育てた花巻東の1日10杯メシ」をご紹介したいと思います。
「部員130人(当時)で、2升炊きの業務用炊飯器9個の中身はカラッポに。まさに圧巻の食事風景だった」
「(大谷翔平さんと菊池雄星さんは)2人とも、卒業までに20キロ増えました」(佐々木洋監督)
佐々木麟太郎さんの体重がこれ以上増えると、ちょっと逆の意味で心配になりますが笑、寮での食事が体力維持に欠かせないのは間違いなさそうです。
佐々木麟太郎(花巻東)の年齢
佐々木麟太郎さんは2005年4月18日生まれで、2023年10月現在18歳です。
2023年秋のドラフト候補として噂されている広陵・真鍋慧(けいた)さん、大阪桐蔭・前田悠伍さん、享栄・東松快征(とうまつかいせい)さん、仙台育英・山田脩也さんらと同級生です。
彼らが将来、どんな大舞台で夢の競演を見せてくれるのか、ファンの方は大いに注目しています。
佐々木麟太郎(花巻東)の出身地
佐々木麟太郎さんの出身地は岩手県北上市の江釣子(えづりこ)です。
岩手県選抜2017 佐々木 麟太郎 江釣子ジュニアスポーツ少年団
岩手県選抜学童野球チームさんの投稿 2018年2月7日水曜日
佐々木麟太郎さんは北上市立江釣子小学校〜江釣子中学校を経て花巻東高等学校へと進学されています。また、野球チームでは江釣子ジュニアスポーツ少年団〜金ケ崎シニアでプレーされました。
毎日新聞『花巻東・佐々木麟太郎の強みと驚きの柵越え』(2022年3月4日)から、小中時代のエピソードをご紹介します。
「(小学6年生のころ)1年間で25本の柵越えを打ったんですよ」「パワーもあったし、努力家。毎日300回(バットを)振ったと聞きました」(江釣子スポーツ少年団監督・大和田成利さん)
「小学生どころか、トヨタの選手たちも『すごいパワーだな』と驚いていました。当時から社会人並みのパワーがあって、打撃では将来的に注目されるだろうと思っていました」(金ケ崎シニア監督・大谷徹さん)
岩手の山あいの町から、とんでもない才能を持ったプレーヤーが生まれてきたんですね。
佐々木麟太郎(花巻東)のwikiプロフィール!
- 名前:佐々木麟太郎(ささきりんたろう)
- 年齢:18歳(2023年10月現在)
- 出身:岩手県北上市江釣子
- 野球歴:小学1年生〜
- 好きな言葉:心持ち
- 所属:花巻東高等学校
2023年夏の岩手県大会が始まる前まで、高校通算140本のホームランを放っています。(※練習試合含む)プロ野球選手・清宮幸太郎さんの高校時代の記録111本を大きく上回りました。
さらに驚くのは常にケガと向き合いつつ残した成績だというところ。1年生時には胸郭出口症候群のため両肩を手術、さらに左足かかとを痛めたり、左手人指し指を骨折したり…そんな中で放ったホームランですから、スゴいとしか言いようがありません。
仮に万全であればいったい何本打ったのか…
驚くのはそれだけではなく、誰も想像していなかった進路を選択される意向であること。高校卒業後はアメリカの大学に進学する考えだということが報道され、国内外のメディアが大騒ぎとなりました。
「Top Japanese power prospect Sasaki foregoes NPB draft to attend US university」(日本の最強パワー打者佐々木麟太郎がNPBドラフトを蹴って米大学へ、MLBニュース)
「Rintaro Sasaki, slugging Japanese phenom, to play college baseball in U.S., per report」(日本の天才長距離打者佐々木麟太郎が米大学でのプレーへ、CBS)
改めて注目度の高さに驚きますが、2023年10月時点で進学先の候補に挙げられているのは米テネシー州にあるヴァンダービルト大学だとか。米報道によると「(米で順調にプレーすれば)3シーズン後のMLBドラフトの資格も得られることになる」ため、米大学〜MLBドラフトという道も見えてきそうです。
生活環境の変化や英語での授業、費用など心配な部分もあるものの、勝海舟にあやかった麟太郎というお名前ですから、ぜひ誰もチャレンジしたことがないことを成し遂げていただきたいと思います。
まとめ
今回は佐々木麟太郎(花巻東)の父や兄弟等の家族!身長や体重等のwikiプロフィール!と題してお送りしてまいりました。
- 佐々木麟太郎さんの父は花巻東高等学校硬式野球部監督の佐々木洋さんです。
- ひとつ下の妹・秋羽(しゅう)さんも花巻東の女子野球部に所属するプレーヤーです。
- 身長は184cm、体重は113kg。岩手県北上市江釣子のご出身です。
- 2005年4月18日生まれの18歳。(2023年10月現在)高校卒業後はアメリカの大学へと進学する意向です。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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