高校時代には全国高等学校ゴルフ選手権(緑の甲子園)優勝経験を持つ櫻井心那さん。2021年のプロテストで一発合格を果たすと、ルーキーイヤーにはステップアップツアーで5勝を挙げるなど大暴れ。レギュラーツアー本格参戦の2023年シーズンには早くも4勝を挙げ、メルセデスランキングもトップ5入りが現実味を帯びる活躍ぶりを披露しています。
そんな櫻井心那さんですが、九州では知られたスポーツ名門校の出身。ひとつ上の兄とともに技を磨いてきた人物でもあります。
では、櫻井心那の兄や父母等の家族!出身中学や高校はどこ?と題し、櫻井心那さんの人となりにスポットを当てていきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
櫻井心那の兄
櫻井心那さんは2023年7月、資生堂レディスオープンでレギュラーツアー初優勝。プレーオフにもつれこんだ優勝争いを制した強心臓ぶりに、多くのゴルフファンが驚きました。ステップアップツアー5勝(年間最多記録)はダテじゃない!
(【公式】資生堂スポーツジャパンインスタ@shiseido.sports_japanより)
そんな櫻井心那さんのひとつ上の兄は櫻井豪(ごう)さん。2023年現在、中央大学でゴルフをプレーされています。むむ、美容系男子?
(中央大学ゴルフ部インスタ@chuogolfteamより)
妹のツアー初優勝は現地で見届けられました。ゴルフメディアALBAの記事『兄・豪さんが語る“負けん気ガール”櫻井心那』では、櫻井心那さんについてこんなふうに語っています。
「妹は気が強くて、小さいころから負けず嫌い。メンタルが強いと思います」
「いつもアプローチ対決などの勝負になるんですが、妹は『私が勝つまでやめない』と言って、本当にやめないんです」
兄・豪さんは2002年9月16日生まれ、妹・心那さんは2004年2月13日生まれで学年はひとつ違い。(※JGA選手プロフィール)
ゴルフを始めたのはほぼ同時(6歳くらいの頃)で、幼少期は兄妹でずっと一緒に練習を重ねてきました。そんな身近な存在ですから、ゴルフの上では格好のライバル関係でもあったんです。豪さんも妹の快進撃に刺激を受ける部分が大いにあったのではないでしょうか。
ちなみに、櫻井心那さんは高校卒業とともにプロの道へ。一方、豪さんは大学進学という道を選択されました。順調であれば2024年春にご卒業されることになるかと思います。
櫻井心那さんのキャディを務めることもある豪さん。今後、豪さんがどんな形でゴルフと向き合っていくのか、ちょっぴり気になります…
櫻井心那の父母
櫻井心那さんのご両親は父親が櫻井一也さん、母親が伊津子さんといわれます。2023年7月のツアー初優勝の際にはご家族揃って記念写真を撮っておられますが、そのキャプションなどから知ることができます。
GDOの記事『インドネシアでの衝撃 “有言実行”櫻井心那が海外ツアーを志す理由』では父・一也さんが61歳、母・伊津子さんが56歳と紹介されていました。(※いずれも優勝時の2023年7月2日時点)
ご両親が口を揃えて証言するのは櫻井心那さんの“有言実行”ぶり!
「6月くらいにレギュラーで優勝したいと言っていた」(母・伊津子さん)
「目標をはっきり口にするタイプ。有言実行ですね。小さい頃から目標を立てて頑張る子だったので、親ながらすごいなと」(父・一也さん)
豪さん、心那さんをゴルフへと導いたのは父・一也さんなのですが、当時はまさかここまで成長するとは想像してなかったでしょうね。
The Answer『父が証言、19歳櫻井心那がもう叶えてみせた「10代で優勝」』では、こんなエピソードも明かされています。
「小6で小学生の九州大会に優勝して、本気でプロになると思い始め、高校時代には『一発でプロテストに受かる』と言って実現しました」(父・一也さん)
一也さんの驚き具合から勝手に想像すると、心那さんのそんな性格は母・伊津子さん譲りなのかも?
ちなみに、櫻井心那さんが幼少期に出場された大会では母・伊津子さんがキャディを務められることもありました。また、現在では櫻井心那さんのツアー転戦に帯同し、食事のサポートなどを行っているそうです。(※長崎新聞『女子ゴルフ・櫻井心那 ツアー初優勝の快挙振り返る』)
もしかすると、母もゴルフ経験者なのかもしれません。
櫻井心那の出身中学
櫻井心那さんの出身中学は長崎県の長崎市立山里(やまざと)中学校です。中学時代の2018年には日本ジュニアゴルフ選手権(女子12〜14歳の部)で8位タイとなっており、そのリザルトなどから知ることができます。
こちらは2位だった2018年九州ジュニアの時の写真です。ビジュアルは現在ともそれほど変化はないかなという印象ですが、それもそのはず。ほんの数年前ですものね。
参考までに、櫻井心那さんの中学生時代の成績を簡単にご紹介しておきましょう。
- 2017年:全国中学校ゴルフ選手権春季 35位
- 2017年:全国中学校ゴルフ選手権 25位
- 2018年:全国中学校ゴルフ選手権春季 22位タイ
- 2018年:全国中学校ゴルフ選手権 4位タイ
- 2018年:日本ジュニアゴルフ選手権 12〜14歳の部 8位タイ
全国の舞台では、後にプロ同期生となる川崎春花さん、尾関彩美悠さんらともしのぎを削っていました。と考えると、改めて2003年度生まれ恐るべし!
櫻井心那の出身高校
櫻井心那さんの出身高校は長崎県諫早市の長崎日本大学高等学校です。通称の長崎日大と呼んだほうがピンとくる方が多いかもしれません。硬式野球部をはじめ、スポーツの強豪校として知られる学校です。
こちらはゴルフ部監督の緒方広道さんのフェイスブックから。“パリ五輪を目指せ”とのメッセージです。
実は兄の櫻井豪さんも同校の卒業生。また、優勝した資生堂レディス、楽天スーパーレディースでキャディを務めた古賀雄二さんもゴルフ部の先輩なのでした。
(koga yujiインスタ@yk.easy.golfより)
櫻井心那さんは3年生時の2021年、全国高等学校ゴルフ選手権で優勝。高校日本一となりました。その後、同年のプロテストにチャレンジし、見事に一発合格を果たしています。
2023年の日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯は、高校時代に練習を重ねたパサージュ琴海アイランドゴルフクラブでの開催です。つまり、言ってみれば純地元での開催。それについては地元紙の取材でこちらのように語っています。
「プロになる時から意識してきた大会。特別な思いがある。昨年も今年も、まずはこの大会に出られるようにとやってきた。今、一番目標にしている大会。ここで優勝するというのは、去年から決めている。出るからには優勝したい」(※長崎新聞『女子ゴルフ・櫻井心那 ツアー初優勝の快挙振り返る』)
やる気満々な様子がよくわかりますね。
2022年には同級生の川崎春花さんが優勝した大会でもあります。これまで何度もゴルフファンを驚かせてきた櫻井心那さん。さらなるサプライズなるかが注目されています。
ちなみに、長崎日本大学高等学校は長崎県諫早市にある私立校。その名の通り、日本大学の準付属校です。プロ野球の大瀬良大地さん、元サッカー選手で日本代表監督の森保一さんが同校の出身です。
まとめ
今回は櫻井心那の兄や父母等の家族!出身中学や高校はどこ?と題してお送りしてまいりました。
- 櫻井心那さんのひとつ上の兄は櫻井豪さん。2023年現在、中央大学でゴルフをプレーされています。
- 父親は櫻井一也さん、母親は伊津子さん。伊津子さんは櫻井心那さんのツアーに帯同しサポートをされています。
- 出身中学は長崎県の長崎市立山里(やまざと)中学校です。
- 出身高校は長崎県諫早市の長崎日本大学高等学校です。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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