2022年5月場所の再入幕以降、得意技の肩透かしにも磨きがかかり、あっと驚く大仕事の予感がする楽しみな力士です。23年3月場所では初日から10連勝するなど大暴れ。パワーアップは顕著で、新三役がぐっと現実味を帯びてきました。
今回は翠富士の出身高校や中学や小学校はどこ?国籍や実家の両親(父母)等の家族!と題して、お送りしていきます!
翠富士の出身高校
翠富士関の出身高校は静岡県の飛龍高校です。
静岡県沼津市にある私立の高校で相撲の名門校です。23年の相撲部主将に熱海富士関の妹・武井陽奈さんが抜擢されたことでも話題となりました。(※毎日新聞『鍛錬自信に大一番へ 飛龍高3年・相撲部主将 武井陽奈さん(17)』)
飛龍高校相撲部の監督であった栗原大介さんが、当時中学生の翠富士関をスカウト、飛龍高校へと進学されています。
高校では2年生時の2014年に全国高等学校相撲選抜大会で埼玉栄の4連覇の阻止を阻止する活躍を見せ団体3位、個人では100kg以下優勝という成績を残しました!
このとき、埼玉栄のエースは同い年の佐藤貴信さん、現在の大関・貴景勝関でした。
翠富士関も高校時代は主将を任されたものの、3年生の時は怪我に泣かされてしまい、全国レベルでの実績を残すことはできませんでした。
とはいえ、恩師・栗原大介さんは「体は小さいけど、研ぎ澄まされた技の感覚を持っていた」とすでに素質を見抜いていました。翠富士関の現在の活躍は、そんな秀でた資質を伸ばしていった結果なんですね。(※毎日新聞『焼津出身の翠富士、初日から10連勝』)
翠富士の出身中学
翠富士関の出身中学は焼津市立焼津中学校です。母校の飛龍高校公式サイトの卒業生の活躍のページに紹介があります。
翠富士関は中学1年生の時、全国中学校相撲選手権大会に出場されたものの、その後ちょっぴり道をそれてしまったのだとか。相撲も辞め、学校にも通わないようになったそうです。
しかし、その後待っていたのは、前項でご紹介した飛龍高校相撲部監督の栗原大介さんとの出会いでした。中学3年生の頃には、再び相撲に目を向け始めました。
復帰すると、部員が2人ながらも全国大会に出場し、団体戦で8強に残る大活躍を見せたといいます。(※月刊相撲『大銀杏が待っている』)
翠富士の出身小学校
翠富士関の小学校は明らかになっていませんでした。
公式には明かされていませんでしたが、小学5年生当時は静岡県焼津市代表としてわんぱく相撲全国大会に出場されています。ということで、焼津市内の小学校だと思われます。
翠富士関は7歳の頃から相撲を始めており、2年生の時に優勝を逃した時に母親が悔しい思いをしたことがきっかけで翠富士関は相撲に打ち込むことになりました。
当時から相撲をしていたということは元々腕っ節が強かったのかもしれませんね!
翠富士の国籍
翠富士関の国籍は日本です。所属する伊勢ヶ濱部屋の公式サイト、翠富士関の紹介にも「出身:静岡県」とあります。
角界には海外出身の力士も多いですから、番付が急上昇する力士を見るとつい“海外の人?”と思ってしまうかもしれませんが、翠富士関は生粋の日本人のようですよ。
翠富士の実家
翠富士関の実家は静岡県焼津市です。
翠富士関は中学生時代まで地元である焼津市で過ごしていました。
焼津市は静岡県中部に位置している市で焼津漁港が有名ですね。カツオ・マグロの水揚げ量が全国一位を記録したこともあります。
ということで、こんなエピソードも…
翠富士関の母・恵さんははごろもフーズの工場にお勤め。翠富士関の体重増量のために、ツナ缶を送ってくれるのだとか。静岡新聞の記事『新入幕で技能賞獲得、多彩な技評価 大好物は焼津ツナ缶』では、「マヨネーズとあえてご飯と一緒にかき込むのがお気に入り」だと明かされていました。
確かに体重はアップしそう!
翠富士の両親(父母)
翠富士関の両親は離婚しており、母親の恵さんが女手ひとつで翠富士関を育て上げました。
小学校2年生の頃の大会で準優勝になるものの母親が悔しがったことで、相撲を打ち込むようになりました。
翠富士関は幼い頃から母親思いの子供だったのだと思われます。
前項でご紹介したとおり、翠富士関の体力アップ大きな役割を果たしたのは母・恵さん。高校入学当時には55キロだった体重も、現在では110キロを超えるまでになっています。
恵さんの支えがあるからこそ、翠富士関は大型力士にも負けない身体を作り上げることができたのでしょう!
翠富士の家族
翠富士関は母・恵さんとの2人家族のようです。
翠富士関に兄弟がいるという情報はなく、兄弟はいないと思われます。なので、母・恵さんとの2人家族だと思われます。
ちなみに、同じ伊勢ヶ濱部屋で同期入門の錦富士関とはとっても仲良し。“もしかして兄弟?”なんて疑惑が笑
気になる方はこちらもどうぞ!
翠富士の身長や血液型等のwikiプロフィール
翠富士関のプロフィールを見ていきましょう。
翠富士の身長
翠富士関の身長は171cmです。
翠富士関は幕内力士の中では身長は低い方。現役時代の舞の海さんと同じ身長です。
<八日目の様子>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 19, 2023
幕内取組
西前5 翠富士(8勝) 寄り切り 東前9 碧山(4勝4敗)
翠富士は幕内唯一の8連勝で八日目に勝ち越しを決めた。#sumo #相撲 #三月場所 #大阪 pic.twitter.com/WlbbeZ7rCs
横綱の照ノ富士関は192cmなので、かなり小さいですね!
翠富士の血液型
翠富士関の血液型はO型です。
翠富士関のルックスを見ても非常に穏やかな人に見えるので、血液型と合っている気がしますね!
普段はおおらかそうながら、土俵に上がった時のキリッとした顔は非常にかっこいいですね!
翠富士の年齢や誕生日(生年月日)
翠富士関は1996年8月30日生まれの26歳です。(2023年7月現在)
まだまだ若い力士ですね。
同年代の力士も多く
- 貴景勝関
- 霧馬山関
- 阿武咲関
- 錦富士関
などなど。同世代のライバル対決も見ものです。
翠富士のwikiプロフィール
令和五年三月場所 六日目
— 朝田丸 (@ASA_YOLU) March 17, 2023
翠富士 pic.twitter.com/it98Se4ooC
四股名:翠富士一成 (みどりふじ かずなり)
本名:庵原一成 (いはら かずなり)
生年月日:1996年8月30日
年齢:26歳(2023年7月現在)
身長:171cm
体重:116kg(2023年7月確認)
血液型:O型
出身地:静岡県焼津市
所属部屋:伊勢ヶ濱部屋
翠富士の経歴
翠富士関は7歳の頃に「やいづ少年相撲クラブ」で相撲を始めます。
小学2年生の頃に相撲大会で準優勝するものの、母親の悔しがる姿を見て相撲に打ち込み始めます。
中学校に進学すると、1年生の時に全国大会に出場、3年生の時に全国大会・団体戦で部員2人ながら8強に。
高校では飛龍高校に進学し、2年生の時に全国大会で当時3連覇中だった埼玉栄高校相手に勝利を収めるなどの活躍を見せ、団体3位に。前項でご紹介したとおり、栗原大介さんとの出会いが大きな転機となりました。
高校卒業後は近畿大学へと進学。1年生の時に全国学生相撲個人体重別選手権大会100kg未満級で優勝を果たします。
【相撲部】全国学生相撲個人体重別選手権@靖国神社
— 近大スポーツ編集部(キンスポ) (@kindai_sports) September 20, 2015
優勝2人、3位3人で大会を終えた!!
玉木主将は「すばらしい結果。合宿してインカレVしたい」。
優勝
100kg未満級 庵原一成(経営1)
135kg以上級 石橋広暉(経営4) pic.twitter.com/NRIL6rKEuQ
しかし、2年生の時に大学を退学。
焼津市に帰郷していたところ、第9代目伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)にスカウトされ伊勢ヶ濱部屋に入門することに。
2016年9月場所で初土俵、17年1月場所から四股名を現在の翠富士に改め、20年3月場所で十両に昇進。そしてその勢いで2020年11月場所で十両優勝を果たします!
翌21年1月場所では新入幕、初の三賞・技能賞を授賞。その後、腰を痛めて一旦十両に陥落しますが、22年3月場所に再入幕。現在では幕内一番の小兵力士として活躍中です。
【幕内勝ち越し一番乗り!】
— NHK大相撲(公式) (@NhkSumo) March 19, 2023
今場所好調の #翠富士 が
中日勝ち越し!#碧山 の厳しい攻めにも
『いつもだったら「あーっ 😫 」って
なっちゃうけど、
なんとか勝てました』と
笑顔で答えてくれました
取組動画は👇https://t.co/kky0ePFy7r
喜びあふれるインタビューは👇https://t.co/EmHHsg3CDh pic.twitter.com/KN1RDhQfvl
これからも唯一無二の取り口で多くの相撲ファンを喜ばせていただきたいと思います。
翠富士の成績
翠富士関の2023年7月場所終了までの通算成績を紹介します。
生涯成績/239勝186敗15休
幕内戦績/74勝76敗15休
過去最高位/前頭筆頭
優勝回数/0回(※十両優勝は1回、2020年11月場所)
三賞受賞/技能賞1回(2021年1月場所)
<千秋楽の様子>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) November 22, 2020
十両優勝 翠富士(庵原 一成) 伊勢ヶ濱部屋、静岡県焼津市出身。
幕下優勝 竜虎(川上 竜虎) 尾上部屋 熊本県宇土市出身。#相撲 #11月場所 #東京 pic.twitter.com/uftvyxlgkj
まとめ
今回は翠富士の出身高校や中学や小学校はどこ?国籍や実家の両親(父母)等の家族!と題して、お送りしてきました。
小よく大を制すの言葉通り、翠富士関は幼い頃から相撲の世界で才能を発揮してきました。現在でも土俵を目いっぱいに使って躍動し、大相撲ファンを驚かせ続けています。
今後も母親への恩返しの思いを込めて、長く相撲界で活躍してもらいたいですね!
翠富士関の彼女や結婚の話題は別記事で紹介しています!
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