こんにちは!
求人広告などで、物流センターでのピッキング作業の募集を目にすることがありますよね。
応募したいんだけど、私に務まるかどうか心配だし、具体的にどんな事をするんだろう…
そんな悩みを抱えているあなたへ
- 物流センターでのピッキング作業は未経験でも大丈夫?
- ピッキング作業って何?
といった内容で、物流センターに勤務していた”元現場リーダーの筆者”が解説していきたいと思います。
この記事を最後まで読めば、あなたのお悩みや気になる疑問もきっと解決しますよ!
物流センターでのピッキング作業は未経験でも大丈夫?
結論からいうと、物流センターでのピッキング作業は未経験の方でも大丈夫です。
ピッキング作業は
- しっかりとした作業マニュアルがある
- 最初は必ず指導する人がつく
- 短時間でなれる
- 重量物の取り扱いは少ない
なので、安心して始められますよ。
私は初めて、物流センターに派遣社員として入った時はすぐにピッキング作業につきました。
スキルがなくてもまったく問題なかったですし、難しいと感じたことはありませんでしたよ。
最初は戸惑いますがピッキングするにあたり、商品の場所を覚えリストを読み取る力がついてくると要領がよくなってきます。
ピッキングは要領がつかめると楽しい作業ですよ。
どんな人が勤務しているの?
私の勤務していた物流センターではいろんな人が活躍していました。
男女の比率で見ると女性の方が多かったですね。
学生や主婦の方、男性はもちろん年配の方など年齢性別を問わなかったです。
なのでどんな方でも気軽に作業できますよ。
長期休暇で学校が休みの時は、学生がアルバイトで多数来ていました。
人間関係はめんどくさいようなことはなかったですが、あまり個人プレーに走るとよくないですね。
繁忙期などは大量のピッキングがあるのでピッキングリストを分担したりして協力しあいながら作業してましたし。
またピッキングしたあとの商品を出荷する工程に引き渡したりもするので連携する場面が意外と多いいのでコミニュケーションは大事だと感じました。
どこの会社も嫌な人は少なからずいますが、私の配属先はいい人たちが多かったです。
おばちゃんたちと仲良くなると、休憩時間にお菓子をくれたり、ピッキングの”コツ”とか他にも会社の事とかいろいろ教えてくれるので、適度にコミニケーションをとって仲良くなっておくといいかも。
そういえばピッキングマスターのようなベテランのおばちゃんがいて、すごい作業が早くてあっという間に集めてくる人がいました。
その人に教えてもらったピッキングのコツとは…
Aさん、ピッキングするのに何かコツってあるんですか?
行きつけのスーパーで買い物する感じかな!
なるほどー!
いつも買い物してるから、商品の置いてある場所は暗記しているし。
その考え方、さっそく実践させてもらいます!
ピッキング作業って具体的にどんな事をするの?
ピッキング作業には大きく分けて
- 構内を巡回してのピッキング
- ピッキングリフトを使って倉庫内でのピッキング
の二つがあります。
構内を巡回してのピッキング
構内を巡回してのピッキング作業は
- ピッキングリストを元に商品が保管してある場所に取りにいく
- 商品名、数量を確認し正確にピッキングする
- 集めた商品をカート台車に集約していく
になります。
構内でのピッキング作業は広い構内や倉庫をいったり来たりするので、1日で1万歩は余裕で超えますよ。
私がピッキングをやっていた時は、商品の置いてある場所をピッキングリストから想像し、構内を回る順番を組み立てていました。
必ずしも上から順番という訳ではなく、時にはリストの下からピッキングしたりしてなるべくピッキングする距離の動線を節約して効率よく回っていましたね。
スピードも必要ですが、間違った商品をピッキングしてしまったら意味がないので正確な作業を心掛けます。
工場などのラインと違って、常に動き回ってますのでその場に止まっていることもなく、時間が過ぎるのはとても早く感じますよ。
あと、たまに新しく入った人を見ているとピッキングする場所がわからなくてずっと行ったり来たりしてる人や、一人で悩んでる人がいました。
周りから見ていると、大丈夫かな?ピッキング間違えたりしてない?と感じて心配になってしまいます。
ミスがあったら大変ですし、悩んでいる時間がもったいないです。
私が現場リーダーの視点で見た時に、わからないことや不明点をすぐに聞いてくれる人の方が安心して仕事を任せられてましたね。
それに、ちょっとしたことでも質問した方がコミニュケーションにもつながりますのでオススメです。
わからないことがあったらすぐに近くにいる人に聞きましょう。
毎日いろんな商品をピッキングして手にとっていると、こんな商品もあるんだー!っていう新しい発見があったりしますよ。
ピッキングリフトを使って倉庫内でのピッキング
倉庫内でのピッキングはフォークリフト免許がないと乗れない専属の作業です。
私は正社員になってからフォークリフトの免許を取得し、倉庫内でのピッキングを任されたのでその時の事をお話したいと思います。
この業務は、男性がメインの仕事でしたね。
めっちゃ広い倉庫の中には、高さ8メートルくらいの移動する棚が連なっていてロケーション(商品の置いてある住所)が決められています。
そこに多種多様な商品が手に届くところから高いところまで、縦の空間を利用して保管されていました。
安全ベルトを装着し、ヘルメットを被ってピッキングリフトに乗り、高いところへと上がっていくのですが慣れないと怖すぎて足がすくみました…
高所作業なので安全第一です!!
ピッキングリフトでの倉庫内ピッキングの作業は
- ピッキングリフトについているPC端末で商品の保管してある場所を調べる
- 保管してある場所についたら商品をピッキングする
- 商品のバーコードを専用のガンで読み取りシステム上の在庫から減らす
になります。
商品はバーコードで識別管理されていてシステムでしっかりと管理されていました。
会社によっては在庫管理をデジタルシステムでおこなっていたり、アナログで管理しているところもあり様々です。
私のいた物流センターではデジタルシステムにて管理されていました。
一見難しいような気もしますが、数をこなしてピッキングに慣れてくるとピッキングするスピードも上がってきますし、正しい手順で行えばシステム管理なので在庫が狂うこともなく安心して作業できますよ。
思うとピッキングリフトに乗ること自体が楽しい作業でした。
ピッキング作業って何?
私の勤務していた物流センターでのピッキング業務を例に解説します。
ピッキング作業とは、出荷するのに必要な商品を倉庫などの保管エリアから集めてくる作業です。
ピッキングリストを持って商品をかき集めてくるのですが、わかりやすくお伝えすると、”買い物”をするイメージですね。
- 買い物リスト=ピッキングリスト
- スーパーに買い物にいく=倉庫などの保管エリアから集めてくる
- カゴに商品を入れていく=カートにピッキングした商品を入れていく
ピッキングされた商品は、そのあと所定の出荷エリアがあってそこで梱包した後に出荷されていきます。
私の勤務していていた物流センターでは
- アパレル
- 家電
- 雑貨
- 輸入品
- 食品
など多種多様なモノを取り扱っていました。
まとめ
物流センターでのピッキング作業は未経験でも大丈夫?といった内容で元現場リーダーの筆者が解説させていただきました。
どの職場も、未経験で初めて行く場所は不安がつきものです。
できれば、働く前には事前に見学して実際に雰囲気や仕事内容をしっかりと確認すると不安もだいぶ和らぐと思います。
物流センターのピッキング作業は初心者でも働きやすいですし、最初にしっかりと業務を覚えさえすれば、誰でもできる楽しい仕事になりますよー。
この記事が、これからピッキング作業の仕事を始めようとしているあなたの不安を少しでも解消するお役に立てると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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