藤波朱理さんは2023年9月現在、日本体育大学の2年生。2017年全国中学生選手権44kg級の決勝で敗れて以来、ず〜っと勝ちっぱなし。国内だけでなく世界の舞台でも快進撃を続けており、2024年パリ五輪の金メダル有力候補と目されています。
そんな藤波朱理さん、幼少期からレスリングとともに育っており、どのような家庭環境なのか気になる方も少なくないようです。中にはプロレスラー・藤波辰爾さんと関係があるのでは?という声も。
では、藤波朱理と藤波辰爾の関係は父親?兄や母親等の家族!と題して藤波朱理さんの人物像を探ります。
ぜひ最後までお付き合いください。
藤波朱理と藤波辰爾の関係は?
藤波朱理さんと藤波辰爾さんとの間には、血縁関係どころか、まるで接点がありません。
往年のプロレスファンにはもしかすると説明不要かもしれませんが笑、藤波辰爾さんとはこちらの方。2023年1月の新日本プロレス東京ドーム大会では元気な姿をマットで披露してくれました。
新日本プロレスに旗揚げ時から所属する超ベテランプロレスラーで、長年エースとして活躍。80年代の長州力さんとの激しいライバル抗争をご記憶の方もおられるのではないでしょうか。1953年12月28日生まれ、2023年の誕生日で70歳を迎えます。(藤波朱理さんは2003年11月11日生まれ)
藤波辰爾さんの本名は「藤波辰巳」。大分県国東市のご出身でアマチュアレスリングの経験はゼロ。三重県四日市市出身で幼少期からレスリングに取り組んできた藤波朱理さんとは、同姓という以外、何一つ接点が見つかりません。
藤波辰爾さんの代名詞のひとつがドラゴンスリーパー!
骨法の首落としという技がヒントになったのだとか。(※アマチュアレスリングでは絞め技は基本禁止されています)
お互い、テレビでご覧になったことくらいはあるかもしれませんけどねえ…
ちなみに、総合格闘家としても活躍したシドニー五輪グレコローマン69kg級銀メダリストの永田克彦さんには、5人のお子さんがおり、そのうち4人(來駆らいく、聖魁せかい、弥來みらい、天桜てお)がレスリングのトレーニングに汗を流しています。
(永田優華インスタ@yuka_nagata0414より)
藤波辰爾さんの場合は長男LEONAさんもプロレスラーですし、子どもは親の背中を見て育つのだなあとしみじみ感じさせられます。
藤波朱理の父親
藤波朱理さんの父親は藤波俊一(としかず)さん。藤波朱理さんと二人三脚でレスリングに取り組み、現在も日本体育大学でコーチを務めています。
もともとはご自身も日本体育大学のレスリング部で活躍。1985年、86年国民体育大会グレコローマン52kg級のチャンピオンです。卒業後は三重県のいなべレスリングクラブの監督、いなべ総合学園高校教員をされていましたが、藤波朱理さんの大学進学を機に退職。現在では娘のサポートに徹しています。
中京テレビのこちらのレポートでは「(大会が)近づけば近づくほど、心配で心配で仕方がない。余計不安になる」とコーチの立場を忘れて?ちょっぴり親らしい本音もちらりと見せていました。
俊一さんはややいかつい感じにもお見受けしますが(失礼!)意外な一面をお持ちなんですね。こんなところも娘を真剣に思えばこそなのかもしれません。
一方の藤波朱理さんは父親について…
「本当に感謝、感謝です。父がいなかったらここまで来られていないと思います」
「ケンカもするし、ムカつくこともあるけど、自分を一番に思ってくれているから感謝。教員を辞めてまでの覚悟。その覚悟を無駄にしたくないし、自分にかけてくれているというその思いに絶対に応える」(※メーテレ『目標のパリ五輪へまっしぐらの19歳に密着』)
と語っていました。信頼感で結ばれた素晴らしい親子関係だと思います。
藤波朱理の兄や母親等の家族
藤波朱理さんの母は千夏さん、兄は総合格闘家の藤波勇飛さんです。
母・千夏さんは前項の中京テレビのレポートにも登場されていましたが、こちらは藤波朱理さんのインスタから、母の日投稿です。
(藤波朱理インスタ@11.akrstagram.11より)
体格はもしかすると母・千夏さん譲りなのかも?
そして、こちらは千夏さんのフェイスブックから。高校時代、W優勝された喜びを投稿されています。兄妹の会話はなしだったとか笑
現在は藤波朱理さんと父・俊一さん、そして勇飛さんも実家を離れて生活されており、地元には千夏さんだけが残る状況でしょうか。それでも、レスリングに心血を注ぐ3人をこれまで支えてこられたわけですから、かなり大変だったのではないかと思います。
読売新聞『藤波 父娘で女王奪還へ』では、こんなエピソードが明かされていました。
「19歳の藤波選手にとって、大会前の減量もハードだが、母の千夏さん(55)が作ってくれるみそ汁が何よりの楽しみという。味付けは「普通の赤だし」(藤波選手)だが、栄養に配慮して様々な具材が入っている」
藤波朱理さんの勝利は、こうしたサポートのたまものなんですね。
一方、こちらは大学時代の勇飛さん。1996年5月27日生まれの27歳で、アマチュアレスリングの選手として山梨学院大学〜ジャパンビバレッジで活躍されました。
2017年世界選手権フリースタイル70kg級銅メダル、18年全日本選手権フリースタイル74kg級優勝、アジア大会フリースタイル74kg級銅メダルなどの成績を残しています。2021年にジャパンビバレッジを退部。MMA転向後がこちら。
MMA情報サイトのSherdogを参考にすると、総合ではアマチュア2試合、プロ1試合。プロ初戦は水杉泰誠さんに判定で勝利、2戦目の糸川義人戦は負傷のため欠場しています。パンクラスのプロフィールはこちら。
MMAの舞台で再び脚光を浴びる日を夢見ています。
まとめ
今回は藤波朱理と藤波辰爾の関係は父親?兄や母親等の家族!と題してお送りしてまいりました。
- 藤波朱理さんは藤波辰爾さんとは一切無関係です。
- 父親は元国体チャンピオンの藤波俊一さん。現在は日本体育大学のコーチとして藤波朱理さんを支えています。
- 母親は藤波千夏さん、7つ上の兄は総合格闘家の勇飛さんです。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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