北青鵬関はモンゴル生まれの北海道育ち。相撲名門校の鳥取城北高等学校で厳しい稽古を重ね、かねてから接点があった宮城野親方(元横綱・白鵬)の宮城野部屋へと入門されました。その後は規格外とも評される、誰にも真似できないスケールの大きな取り口で、大相撲ファンを驚かせ続けています。
とにかく身長では誰よりもアドバンテージを持つ存在ですから、素晴らしいスピード出世を果たしており、末は横綱?との声もある期待の大型力士なんです。
では、北青鵬の両親や国籍!出身高校や中学・小学校はどこ?と題し、北青鵬関について詳しく解説してまいります。
ぜひ最後までお付き合いください。
北青鵬の両親
うちの地元に載ってた北青鵬くん(202㌢)です!
— マメ勝龍🎏バカ貧乏 (@mrkm_Autumn) July 22, 2021
雨竜町にご両親がお住まいとは!
割と近くでございます!!!!!!
雨竜町は青肉メロンの美味しい町です!🍈
高校生Aコープ(農協)バイトの時に学びました✨🍈✨
ではどうぞ!#北青鵬 #sumo pic.twitter.com/cgqbP9yiN6
北青鵬関のご両親は父親がエルデンビレグ・エンフテブシンさん、母親がバルハス・アリューナーさんというお名前でともにモンゴル出身の方。北海道の雨竜郡雨竜町で農業をやられているそうです。
北青鵬関が十両に昇進された際(2021年7月)の報道では父・エルデンビレグさんが38歳、母・バルハスさんが39歳となっていました。北青鵬関は2001年11月12日生まれですから、20歳そこそこの若いご夫婦の間に生まれたお子さんなんですね。
北海道の雨竜町といえば、おいしいメロンの栽培で知られています。エルデンビレグさんは雨竜町の農家でお仕事をされているそうですから、メロンの栽培に関わってらっしゃるのかもしれませんね。
新聞に掲載された家族写真を拝見すると、北青鵬関だけがひときわ背が高いのがわかります。人並み以上に背が伸びた背景には、バルハスさんが意識して行ってきた生活スタイルがあったのだとか。
尊敬白鵬の言葉胸に7場所でスピード出世 北青鵬の新十両昇進に両親も喜ぶ – 大相撲 : 日刊スポーツ https://t.co/lNN9A4maDG
— ニッカン★バトル (@nikkan_battle) July 21, 2021
2021年の日刊スポーツの記事『尊敬白鵬の言葉胸に7場所でスピード出世』によると、幼少期は体が小さく「甘い菓子などは一切食べない。飲み物は牛乳かお茶。菓子パンが嫌いで、フランスパンや食パンを、ジャムなどはつけず、そのままかじりついた。午後10時には必ず寝て、午前6時には起きる」という生活を実践。
そのかいあって、こ〜んなに大きくなったんですね笑
きょう28日付東京版裏1面。#日本相撲協会 は、春場所の新番付を発表し、身長2㍍4の #北青鵬 が新入幕となりました pic.twitter.com/yrq2mFHWbW
— スポニチ東京販売 (@sponichi_hanbai) February 28, 2023
入門時に200cmだった身長は、最新のプロフィールでは204cmに!(※日本相撲協会力士プロフィール)まだまだ成長中というところがスゴいですよね。2023年5月放送NHK『ゆう5時相撲部』のインタビューでは「(背が伸びるのは)止まってほしいんですけど笑」と語っていました。
そんな北青鵬関の成長スイッチをオンにしたのは母だったのかも。
北青鵬の国籍
北青鵬関の国籍はモンゴルです。
前項でご紹介したとおり、北青鵬関のご両親はモンゴルの方。ご両親は語学留学のために来日し2008年、日本へと移住されています。北青鵬関が5歳の頃ですね。
日本相撲協会のプロフィールでは出身地が「北海道札幌市東区」となっており、ちょっぴり不思議に思った方もおられるのではないでしょうか。
実は入門時、出身地をどうするか父・エルデンビレグさんと横綱・白鵬関を交えて話し合いがなされたそう。(北海道新聞『札幌出身北青鵬序ノ口全勝優勝』)
そんな中、「自分は北海道で育った」との思いが強かった北青鵬関は、出身を北海道とすることにしたのだとか。
<千秋楽の様子>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 27, 2020
序二段優勝 北青鵬(7戦全勝)
北海道出身、宮城野部屋
序ノ口優勝 久之虎(7戦全勝)
和歌山県出身、出羽海部屋#sumo #相撲 #9月場所 #秋場所 pic.twitter.com/XEq2rhbL6d
モンゴル力士には相撲のために来日するケースが多いようですが、北青鵬関のケースは事情がだいぶ違うんですね。
ちなみに、北青鵬関のご両親は語学留学が終了すれば帰国する予定だったのだとか。日本にとどまることを決めたのは、ひとえに北青鵬関の相撲のためだったそうです。
北青鵬の出身高校
北青鵬関の出身高校は鳥取県の相撲名門校、鳥取城北高等学校です。
2021年の十両昇進の際には、母校・鳥取城北高等学校から化粧まわしを贈られています。
今日1日(水)
— ピットくんのつぶやき ★日本海ケーブルネットワーク地域情報チャンネル★ (@NCN_PITTO) September 1, 2021
午後7時からの「まちネタ」では
鳥取城北高出身で十両昇進を果たした
北青鵬関へ贈る化粧まわしが完成し、
披露された話題などをお届け!#まちネタ#新十両北青鵬#鳥取城北高出身 pic.twitter.com/NInP3pVscz
在校時の活躍を振り返ってみると…
- 2018年:全国選抜高校相撲団体 3位
- 2018年:インターハイ団体 準優勝
- 2019年:全国高校相撲十和田大会 3位
- 2019年:高校相撲金沢大会 準優勝
- 2019年:全国高校相撲選抜大会無差別級 3位
- 2019年:全国選抜高校相撲弘前大会 準優勝
- 2020年:全国高校相撲十和田大会 3位
- 2020年:高校相撲金沢大会 準優勝
- 2020年:全国高校相撲選抜大会無差別級 3位
- 2020年:全国選抜高校相撲大会 3位
スゴい成績を収めています。
鳥取城北高等学校といえば、横綱・照ノ富士関、元逸ノ城をはじめ、水戸龍関、狼雅関、美ノ海関、貴健斗関などなど、数多くの関取を輩出してきた名門校。
そして鳥取城北高等学校〜宮城野部屋というキーワードでピンとくるのはこちら、デビュー1場所で十両昇進を決めた落合関!
新入幕の #北青鵬(右)、新十両の #落合(左)、師匠で元白鵬の宮城野親方の3ショットです。弟子二人はやや緊張気味でしたが、親方はさすがのスマイルでした。 pic.twitter.com/mbeeNiLOeT
— 朝日新聞 大相撲担当 (@asahi_osumo) February 27, 2023
近い将来、北青鵬関と落合関が幕内上位で大暴れする日がくるかもしれません。
北青鵬の出身中学・小学校
北青鵬関の出身小学校は札幌市立北光小学校、中学は鳥取県の鳥取市立鳥取西中学校です。宮城野親方(当時は横綱・白鵬関)の「いい指導者がいる。行かせてみないか」とのアドバイスを受け、北海道から鳥取への相撲留学を決めたそうです。
2015年の鳥取市立西中学校の「西中日誌」には、ダワーニンジさん(北青鵬関の本名)の活躍の様子が写真付きで紹介されていました。(※残念ながら現在では見ることができません)
当時から他の力士よりも頭半分ほど背が高いのがよくわかります笑
とはいえ、決して順調に実力を伸ばしていったわけではなく、挫折もあったとか。前項でご紹介した2021年の日刊スポーツの記事『尊敬白鵬の言葉胸に7場所でスピード出世』では、こんなエピソードが明かされていました。
「鳥取西中では団体戦レギュラーになれず3年の6月に「辞めたい」と北海道に帰ってきてしまった。失意の帰郷だった」
一旦、北海道に戻ってしまったんですね。ところが、札幌巡業に来ていた宮城野親方に一喝され、再び鳥取へと向かったそうです。
稽古が厳しかったのももちろんですが、家族・故郷と離れるのも、中学生にとっては過酷な環境なのでしょう。とはいえ、同じ志を持つ仲間やいい結果が出ることが何よりのパワーとなったのではないでしょうか。
地元・北海道メディアも注目しています。
#北青鵬「前に出る」 #新入幕、まず勝ち越し 主な一門一答:北海道新聞デジタル https://t.co/K6eEbdfPu0#宮城野親方 #白鵬 #一山本 #札幌すもうスポーツ少年団
— ぶんちゃんスポーツ(北海道新聞運動部) (@doshin_undoubu) February 28, 2023
まとめ
今回は北青鵬の両親や国籍!出身高校や中学・小学校はどこ?と題してお送りしてまいりました。
- 北青鵬関の父親がエルデンビレグ・エンフテブシンさん、母親がバルハス・アリューナーさん。ともにモンゴルご出身です。
- 国籍はモンゴル。5歳の頃に北海道へと移住したため、出身地は「北海道札幌市」とされています。
- 出身高校は相撲名門校の鳥取城北高等学校です。
- 出身小学校は札幌市立北光小学校、中学は鳥取市立鳥取西中学校です。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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