久保凛さんは2023年春に高校へと進学したばかりなのですが、初となる高校総体でいきなり女子800メートルのチャンピオンとなるなど、素晴らしい才能をアピール。22年全中チャンピオンのタイトルがダテではないことを証明しています。駅伝の快走で話題をさらったドルーリー朱瑛里さん(津山高校)と同学年ということもあり、ライバル関係が今後どう推移していくのか、陸上ファンが注目しています。
一方、久保凛さんは実はサッカー一家に育ち、従兄弟には日本代表の久保建英さんがいるとのびっくり情報も。
では、久保凛の出身高校や中学はどこ?兄弟や父母等の家族構成!と題し、久保凛さんの人物像に迫ります。
ぜひ最後までお付き合いください。
久保凛の出身高校
久保凛さんは2023年8月現在、東大阪大学敬愛高等学校の1年生です。高校進学からわずか4カ月ほどで高校日本一となったんですね。スゴすぎる。
同年6月の近畿大会では予選〜準決勝〜決勝とすべて1着。決勝では同校の先輩、亀井咲里さん(3年生)らを抑えて1着ゴールを果たしており、すでにスーパー1年生ぶりを発揮していました。
参考までに、東大阪大学敬愛高等学校の陸上部といえば、こんなすごい部活としても知られています(動画は2021年)。武井壮さんも目を丸くしていますよ。
また、久保凛さんの中学2年生時、東大阪大学敬愛高等学校陸上部長距離監督の野口雅嗣さんがレース映像を見てスカウトを決断。当時9校から勧誘があったそうですが、あえて練習が厳しいといわれる東大阪大学敬愛高等学校を選んだんですね。(※毎日新聞『SPORTSかんさい:陸上 800メートル、ドルーリー超え脚力』)
2022年全日本中学校陸上競技選手権女子800メートルで優勝した時のタイムは2分09秒96。そして、23年全国高校総体の優勝タイムは2分06秒41(※近畿大会では2分06秒19!)でした。
「高校では練習の強度が上がったほか、「自分で筋力トレーニングにしっかりと取り組めるようになり、ちょっと強くなったかな」と体幹の強化が記録向上につながっている」(※毎日新聞『SPORTSかんさい:陸上 800メートル、ドルーリー超え脚力』)と報じられているとおり、メキメキと成長しているのがよくわかります。
これから2年〜3年とどこまで伸びていくのか、ドルーリー朱瑛里さんとのトップ争いがどうなっていくのか、陸上ファンは大いに注目しています。
ちなみに、東大阪大学敬愛高等学校は大阪府東大阪市にある私立高。陸上だけではなく、柔道や空手の強豪校として知られています。
陸上競技では円盤投げの郡菜々佳さん、中距離の川田朱夏(あやか)さんなどが同校の卒業生です。
久保凛の出身中学
久保凛さんの出身中学は和歌山県の東牟婁(ひがしむろ)郡にある串本町立潮岬(しおのみさき)中学校です。
前項でもご紹介しましたが、久保凛さんは2022年の女子800メートル中学生チャンピオン。前掲のテレビ和歌山の報道で見る限り、ごく普通の中学校グラウンドで練習されていたようなのですが、ダイヤの原石はやはり何かが違うのでしょうか笑
実は中学時代、トラック競技だけではなく駅伝にもチャレンジされています。2022年、23年には和歌山県代表として皇后盃全国女子駅伝にも出場されていました。23年には区間2位のタイムで走りきっています。
そして区間1位はこの人、ドルーリー朱瑛里さん!
再び駅伝の同区間で激しく火花を散らす日が来るでしょうか?
久保凛の兄弟
久保凛さんにはサッカーをプレーしている兄と弟がいるとの情報がありますが、詳しいことは不明です。(※スポニチ『総体女子800m制した久保凛』)
久保凛さんが小学生時代に所属したサッカーチーム、串本JFCには以前、同じ久保姓の「久保瞬」さん(現京都橘高校2年生)、「久保流」さん(現ガンバ大阪ジュニアユース)と言われる方がいらっしゃいましたが、血縁関係の有無は確認できずよくわかりません。
ただ、従兄弟にはこんなスゴい方がいらっしゃいます。サッカー日本代表の久保建英さん!
(久保建英インスタ@takefusa.kuboより)
久保建英さんの父・久保建史さんと、久保凛さんの父・久保建二郎さんがご兄弟。ということで凛さんと建英さんは父方の従兄弟という関係になります。
久保建英さんは日本代表として躍動するだけでなく、早くから海外進出し、現在はスペインのリーガエスパニョーラで素晴らしい活躍を披露しています。さすがに直接会う機会は少ないようですが「(建英さんは)世界で活躍しているので、私も世界で活躍できるようになりたい」(凛さん)と語っていました。(※スポニチ『総体女子800m制した久保凛』)
とても刺激になる存在として注目しているようです。
久保凛の父母
久保凛さんの父親は久保建二郎さん。地元のサッカーチーム串本JFCのU12コーチです。一方、母親についての詳しい情報は見つけることができませんでしたが、久保凛さんは現在、母や兄弟と一緒に大阪にお住まいなのだそうです。(※スポニチ『総体女子800m制した久保凛』)
串本JFCは地元では知られた強豪チーム。2021年には全日本U-12サッカー選手権に出場しています。前項でご紹介したとおり、建二郎さんは久保建英さんの父・建史さんの弟。アスリートDNAだけでなく、指導者としてもレベルの高い方なんですね。
また、凛さんを含めてお子さんは3人ともサッカー経験者ということを考えると、陸上よりむしろサッカーに溢れたご家庭に生まれ育ったのかなと想像できそうです。もし凛さんがサッカーを続けていたら、また違った形で注目される人物になったかもしれませんよ。
ちなみに、久保凛さんがサッカーから陸上へと舵を切った背景には、どうやらおばあちゃんの存在があったようです。
久保凛さんの祖母・久保浩子さんは元短距離ランナー。現在は串本町の潮岬陸上クラブの指導者で、ジュニア駅伝チームの監督を務めたりもされています。ということで、久保凛さんは小学生時代、サッカーと並行して陸上とも接点がありました。
「(久保凛さんは)小学5、6年に出場した駅伝大会で2年連続区間賞を獲得したのがきっかけで、中学からは陸上一本に絞った」(※毎日新聞『SPORTSかんさい:陸上 800メートル、ドルーリー超え脚力』)
その後、わずか2年半ほどで中学日本一となるのですから、やっぱり運動能力は非凡だったんです。才能を見出したおばあちゃんもスゴい!
というか、久保浩子さんは久保建英さんのおばあちゃんでもあるわけですしね、妙に納得できる気も笑
まとめ
今回は久保凛の出身高校や中学はどこ?兄弟や父母等の家族構成!と題してお送りしてまいりました。
- 久保凛さんは2023年8月現在、東大阪大学敬愛高等学校の1年生です。
- 出身中学は和歌山県の東牟婁(ひがしむろ)郡にある串本町立潮岬(しおのみさき)中学校です。
- サッカーをプレーしている兄と弟がいらっしゃいますが、お名前などは確認ができませんでした。
- 父親はサッカー指導者の久保建二郎さん。母親は凛さん、兄弟とともに大阪にお住まいだそうです。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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