こんにちは!
うるさいマフラーで”爆音”は近所迷惑だけど、”快音”になって馬力も少しUPして見た目がカッコよくなるならマフラー交換したくなっちゃいますよね。
(今は昔に比べて音量の規制は厳しくなってきていますので、爆音マフラーのクルマってあまり見かけなくなりました)
リアピースのみのマフラー交換ならお手軽にチャレンジできますし、マフラー交換をDIYでトライしようとしているあなたに
- DIYでもクルマのマフラーを簡単にできるのか?
- 実際に交換した時の失敗談
をお伝えしていきます。
この記事を最後まで読めば、サクッとマフラー交換ができるようになりますよ!
車のマフラー交換は簡単?
車のマフラー交換で必要なモノは
- ガレージジャッキとウマ(車体とクルマの間に挟むスタンド)
- ラチェットレンチもしくは、長めのメガネレンチ
- プライヤー
- 潤滑油(CRC556)
- ガスケット
です。
用意するガレージジャッキは”パンタジャッキ”以外のものを用意しましょう。
(ちなみに”パンタジャッキ”とは、パンク修理やタイヤ交換の際に、応急使用するためクルマに車載されているジャッキです)
※クルマに車載されているパンタジャッキを使用してマフラー交換をすると、倒れるリスクが非常に高いのでパンタジャッキは、絶対に使用しないでください。
ラチェットレンチ、長めのメガネレンチは14㎜サイズのモノを用意しましょう。
※おそらくマフラーとジョイント(中間のパイプ部分)を固定しているナットは14㎜サイズがほとんどです。
車体の下に潜って作業すると思ったより力が入らなかったので、ラチェットレンチもしくは長めのメガネレンチを用意しましょう。
プライヤーはマフラーリング(吊りゴム)から、マフラーフックを外す際に使用します。
マフラーフックにはマフラーリングから抜けないように、返しがついているのですがプライヤーを使えば簡単に取り外すことができました。
あと、潤滑油(CRC556)は必ず用意してください。
これを吹きかけないとマフラーのナットを外すことはまず無理です。
マフラーを固定してるナットは熱や、下廻りの環境(冬場の融雪剤など)によりしっかり固着してしまっています。
実際にマフラー交換する手順は?
マフラー交換する手順は
- リアをジャッキアップして両サイドにウマ(車体とクルマの間に挟むスタンド)をかける
- マフラーのナットをゆるめ取り外し、マフラーフックを外す
- 新しいマフラーを取り付ける
です。
リアをジャッキアップして両サイドにウマ(車体とクルマの間に挟むスタンド)をかける
まず、リアの下回りに補強してあるジャッキアップポイント部分がありますので、そこの箇所をカレージジャッキを使ってジャッキアップしましょう。
ジャッキアップしてリヤの車体を浮かせた後に、必ず両サイドのジャッキアップポイントにウマ(車体とクルマの間に挟むスタンド)を使ってください。
この後、車体の下に潜り込んでマフラーを外していくのにジャッキアップした1箇所のみだと、非常に危険です。
万が一、ジャッキアップしてある箇所が何かの拍子に外れてしまった場合、ダイレクトに車体が落ちてくるので、大変なことになります!
私は最初、マフラー交換をしようとして一か所のみのジャッキアップで作業してました…
一歩間違えば、クルマの下敷きになっていたかもしれないと思うとゾッとしますね…
ですので、絶対に一か所のみのジャッキアップはやめましょう。
マフラーのナットをゆるめ取り外し、マフラーフックを外す
車体の下に潜り、マフラー中間のジョイント部分のナット2つに潤滑油(CRC556)を吹きかけてから、しばらくナットに浸透するまでは時間をおきましょう。
この時、潤滑油(CRC556)が垂れてきて目に入ったり、顔にかからないように注意してくださいね。
私は目には入らなくてよかったのですが顔面にかかってしまったので、できれば保護具をつけた方が安心です。
ナットが回らない場合は、無理に回そうとせずに、上記の作業を2、3回繰り返しおこなって下さい。
になみに、作業をする前日からたっぷり潤滑油(CRC)をボルトに吹きかけておきました。
この時、一緒にマフラーリング(吊りゴム)にも潤滑油(CRC)を吹きかけておきましょう。
潤滑油CRC)をしっかり浸透させることで、次の日の作業が格段にやりすくなりますよ。
マフラーのナットが外れたら、プライヤーを使ってマフラーリング(吊りゴム)から、マフラーフックを外します。
最初、マフラーフックが吊りゴムから抜けなくてかなり苦労しました。
簡単に抜き取る方法としては、プライヤーでマフラーフックの先端と吊りゴムを、押し抜く感じで挟みこむとすんなり抜けましたよ。
新しいマフラーを取り付ける
古いマフラーを外した時とは逆の手順にて、新しいマフラーを取り付けていきます。
- マフラーフックを吊りゴムに通す
- マフラージョイント部分にガスケットをセット
- ナットを取り付ける
の順番です。
この時ナットは仮締めにしておいて、一旦車体の下から外にでてマフラーがリアバンパー出口からズレていたり、干渉していないかの位置を確認しましょう。
OKだったら、ナットを本締めしてエンジンをかけてマフラージョイント部分から排気もれがないかチェックします。
問題ないようでしたら作業完了です。
私は、マフラーが少しリアバンパーに干渉していましたが、大丈夫だろうと思いしばらく走行していました。
しかし後日確認してみたら、なんとマフラーの熱で接触していたリアバンパーが若干溶けてしまっているではありませんかw…
再度、位置を調整しましたので少し溶けただけで済みましたが、マフラー出口の位置確認は怠らずに、必ずリアバンパーとマフラーが干渉しないように注意しましょう。
車のマフラー交換をしたときの失敗談
車のマフラー交換をしたときの失敗談ですが、じつはマフラーのナットを取り外すときにラチェットレンチや、長めのメガネレンチナットを使わず、取り外すナットサイズが調整できる”モンキーレンチ”を使用して作業したことがありました。
”モンキーレンチ”を使用したため、ナットがうまく回らずに滑ってしまい、しまいにはナットの六角部分を2つとも削ってしまって外すことが困難に…
結局、自分ではどうすることもできず急遽カーショップへ。
なんとか取りはずしてもらい、そのままカーショップで取り付けまでしてもらうことに。(工賃は8,000円ほど支払いました…)
無理にナットを外そうとしてしてしまったのと、工具を正しく使用しなかったことをとても後悔しましたし、反省しました。
ナットやネジを破損させてしまうと、かなりの労力と技術が必要になってきますので、しっかりと工具をそろえてから作業をおこないましょう。
まとめ
車のマフラー交換はわりと簡単に出来ます。
実際の失敗談もまじえて紹介したので参考にしてくださいね。
ただ、マフラーの交換自体は気軽に交換が行えますが、安全な作業を最重視しないといけませんので、安全配慮のための準備のほうが大変かもしれません。
DIYでマフラー交換をおこなうと、クルマの下廻りの状況がわかったりDIYスキルがきっとあがりますよ^^
※くれぐれもDIYで作業する際は、自己責任にてお願いいたします。
もし作業していて不安があった場合は、無理をして失敗してしまう前にディーラーやカーショップで作業してもらいましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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