宮澤ひなたさんは兄の影響でサッカーを始め、その後は常に高いレベルのチームに身を置いて技を磨いてきた、いわばサッカーの申し子。高校在学中にU-17ワールドカップメンバーに招集されており、早くから注目度が高かった選手でもあります。
W杯得点王の勲章を胸に、WEリーグのマイナビ仙台レディース〜マンチェスターユナイテッドへと電撃移籍。世界で輝くプレーヤーを目指して大きな一歩を踏み出しました。そんな宮澤ひなたさんとはどんなサッカー人生を送ってこられたのか、気になる方も少なくないのではないでしょうか。
では、宮澤ひなたの兄や父母等の家族!出身大学や高校・中学はどこ?と題し、宮澤ひなたさんの人物像に迫ります。
ぜひ最後までお付き合いください。
宮澤ひなたの兄
宮澤ひなたさんとはこちらの方。2023年FIFA女子ワールドカップではなでしこジャパンの快進撃を象徴するような活躍を見せ、たくさんのサッカーファンを歓喜の渦に巻き込みました。
(宮澤ひなたインスタ@hinata_jp15より)
そんな宮澤ひなたさんの3つ上の兄は宮澤佳汰(けいた)さん。これまでにさまざまなカテゴリーを経験し、今も現役サッカー選手としてプレーされています。
兄・佳汰さんは1996年7月3日生まれの27歳(2023年10月現在、宮澤ひなたさんは1999年11月28日生まれ)。現在は神奈川県3部リーグに参入している久野FC小田原に所属する、社会人チームのプレーヤーです。
こちらは以前所属したはやぶさイレブンのインスタから、佳汰さんの紹介です。目元が少し似てらっしゃるかも?
(厚木はやぶさFCインスタ@atsugihayabusaより)
ちなみに、兄と妹、幼少期からとっても仲良しだったみたいですよ。
宮澤ひなたさんは兄が楽しそうにサッカーボールを蹴っているのを見て、サッカーに引き込まれていったのだとか。当初は兄と同じ少年団チームで練習されていたそうです。
また、現在でもW杯後は兄が空港までお出迎えされたのだそう。
昔も今も、宮澤ひなたさんの躍動には、まさに欠かせない存在だといえそうですね。
宮澤ひなたの父母
宮澤ひなたさんの母は貴代さんと言われる方。また、宮澤ひなたさんは母子家庭に育っており、父親についての情報は明かされていません。
2023年のW杯は宮澤ひなたさんの出身地、神奈川県南足柄市でパブリックビューイングが行われ、母・貴代さんも実況中継の前で声援を送ったそうです。(※写真中央が貴代さん)
報道によると2023年8月時点で年齢は50歳。「(宮澤ひなたさんは)小さい頃は人見知りでしたが、サッカーをやっているときは本当に楽しそうにプレーしていました。本人の持ち味は明るさだと思うので、楽しくプレーしてほしいです」と南足柄から南半球までエールを送っていました。
幼少期からサッカーにすべてのエネルギーを注ぐ兄妹を支えるのには、大変なご苦労があったかと想像できます。FNN『S-PARK』のレポートによると「パートを2つかけもち」されていたとのエピソードも。
一方、貴代さんは…
「母子家庭だから(サッカーを)させられなくなるとか、それは自分の中で許せなかったですね」(貴代さん)
優しいだけではなく、とっても強い方なんだなと思いました。今では立派に成長した子どもたちを、誇らしく思ってらっしゃるのではないでしょうか。ちなみに、こちらは兄・佳汰さんのツイッターから。母の日ケーキ!
宮澤ひなたの出身大学
宮澤ひなたさんは2017年春、日テレ・東京ヴェルディベレーザへと入団。同時に大学へも進学し法政大学スポーツ健康学部で4年間学ばれています。
こちらはベレーザ所属当時(2018年)のインタビューです。U20女子ワールドカップ優勝直後というタイミングですが、このときは大学生。二足のわらじを履く生活を送っていたんです。
宮澤ひなたさんは2022年春にご卒業されました。サッカープレーヤーと大学生の両立については4yearsの記事『マイナビ・宮澤ひなた「愛される選手」になる』で紹介されています。
「大学の授業が終われば急いで移動し、ベレーザで練習。特に1~2年生の時は授業で練習に間に合わない時もあった」
「授業は(コロナ禍で)ほぼ全てオンラインに切り替わり、東京近辺にいなくても授業が受けられる環境になった。単位自体も3年生のうちにほぼ全て取り終えた」
大学生としてもすごく優秀だったんですね。
そして2021年、ご自身の得意プレーに磨きをかけるため、マイナビ仙台レディースへと移籍。2023年にマンチェスターユナイテッドへと移籍されました。
宮澤ひなたの出身高校・中学
宮澤ひなたさんの出身高校は星槎国際高等学校湘南の女子サッカー専攻。出身中学は神奈川県の南足柄市立南足柄中学校です。
実は中学時代からSEISA OSAレイア湘南FCに所属。高校進学後も同じ指導者のもとでプレーされており、中高6年間、ほぼ同じチームメイトとサッカー中心の日々を送っていたようです。
高校時代については、こちらの高校女子サッカーに関するインタビューで語っています。ぜひご覧になってみてください。
高校時代はキャプテンとしチームをまとめ、全国大会に出場。「一生の仲間と出会えた」「濃い6年間、3年間だったかな」と振り返っています。
そして、プレーヤーとして注目を集めたのも高校のころのこと。2015年にはU-16日本代表メンバーに招集、翌16年にはU-17W杯に出場。ゴールも記録しています。
当時の活躍をご記憶のサッカーファンは、2023年W杯のゴールラッシュをとても感慨深くご覧になっているのでは?
ちなみに、星槎国際高等学校湘南は神奈川県大磯にある通信制の学習センター。スポーツに打ち込める環境を提供する学校として知られています。スポーツ専攻にはサッカーのほか、公式野球(男子・女子)、バスケットボール(男子・女子)などのコースがあります。(※星槎国際湘南公式サイト)
宮澤ひなたさんと同じく星槎国際高等学校湘南を卒業したアスリートは、サッカーでは市川暉記(あきのり)さん、野球では本田仁海さんがいらっしゃいます。
まとめ
今回は宮澤ひなたの兄や父母等の家族!出身大学や高校・中学はどこ?と題してお送りしてまいりました。
- 宮澤ひなたさんの3つ上の兄は宮澤佳汰さん。現在、社会人チームの久野FC小田原でプレーされています。
- 母親は貴代さん、2023年8月時点で年齢は50歳。母子家庭のため父親の情報はありません。
- 出身大学は法政大学で学部はスポーツ健康学部。ベレーザと二足のわらじで奮闘されました。
- 出身高校は星槎国際高等学校湘南、出身中学は南足柄市立南足柄中学校です。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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