野村敏京さんは日本人の父と韓国人の母との間に生まれたハーフ。2011年以降、米女子プロゴルフツアーを主戦場に通算3勝、日本のツアーで1勝を挙げた実績をお持ちで、16年にはリオ五輪へも出場された中堅ゴルファーです。
近年では米ツアーに参戦する一方、韓国にゴルフアカデミーを創設し、ジュニアの育成に力を入れているとの報道もありました。そんな野村敏京さんとはどんなプロフィールの持ち主なのでしょうか。
では、野村敏京の父親や母親等の家族!読み方や国籍等のwikiプロフィール!と題し、野村敏京さんについて詳しく解説してまいります。
ぜひ最後までお付き合いください。
野村敏京の父親と母親
野村敏京さんはこれまでに米ツアー3勝。2016年にはISPSハンダオーストラリア女子オープン、スウィンギングスカートLPGAクラシックと2回の優勝を飾っています。
2023年5月にはUSオープンの予選会をトップでクリア。5年ぶり7度目の大舞台に挑み、見事に予選突破を果たしています。
(Haru Nomura 하루インスタ@haru_nomura1992より)
そんな野村敏京さんは日本人の父親と韓国人の母親を持ち、日本の神奈川県横浜市でお生まれになりました。
日刊ゲンダイ『野村敏京は日本と韓国で2度の差別と闘いリオ五輪4位に』によると、ご両親は野村敏京さんが5歳の頃に離婚されており、父親のお名前などの詳しい情報は明かされていません。一方、母親は文昭英さんというお名前だそうです。
幼少期の野村敏京さんは両親離婚のタイミングで母親とともに渡韓。その後、高校を卒業するまで韓国で過ごされました。
記事では、韓国では「パンチョッパリ(半日本人)」と呼ばれ差別的な扱いを受けたこともあるとの記述がありました。そんな環境でゴルフに打ち込むことができたのは、やはり母・文昭英さんの支えがあったからかもしれません。
LPGA公式サイトの選手紹介にはこちらのように書かれています。
「Credits her mother as the individual who most influenced her career(彼女のキャリアに一番影響を与えた人物は母親です)」(※LPGA:HARU NOMURA)
とても優しく力強い母親ではないかと想像できそうですね。
野村敏京の家族
野村敏京さんには京平さんという3つ下の弟さんがいらっしゃるそうです。プロゴルファーとして活動された実績もあるほか、2015年には野村敏京さんのキャディを務めたこともありました。(※GDOニュース『弟もプロゴルファー!野村敏京が姉弟タッグで予選突破』)
また、母親の家系には野村敏京さんの人生に欠かせない人物が2人おられます。(※日刊スポーツ『野村敏京2勝目』)
野村敏京さんのおばあちゃんは、「はるきょう」の名付け親。お名前は母方の祖母が命名されたのだそうです。また、10歳の頃、ゴルフを勧めてくれたのもおばあちゃんでした。
そしてもう1人、ハワイに住む叔父も重要人物です。野村敏京さんのコーチを務めた関係で、野村敏京さんはハワイに拠点を置いてツアーを戦ってきました。
野村敏京、拠点のハワイからリオへ https://t.co/FLSYO10X3T #ゴルフ #スポーツ新聞 pic.twitter.com/UY3NkYRPxB
— スポーツ報知 (@SportsHochi) August 10, 2016
前項で触れたとおり、ご両親は離婚されていますが、そんな野村敏京さんには陰ながら支えてこられた家族がいらっしゃったんですね。
野村敏京の読み方や国籍等のwikiプロフィール
(テレビ朝日ゴルフ公式インスタ@tvasahigolf.officialより)
野村敏京の読み方
野村敏京さんのお名前の読み方はのむらはるきょうです。(※日刊スポーツ『野村敏京2勝目』)
ちなみに、韓国語読みでは「みんぎょん」だそう。また、米ツアーでは登録名が「Haru Nomura」となっています。
野村敏京の国籍
野村敏京さんは2010年に日本国籍を選択。2016年には日本代表としてリオ五輪へと出場されています。
リオ五輪では4位タイという素晴らしい結果を残しています。
#Olympics #Golf leaderboard:
— Golf Monthly (@GolfMonthly) August 20, 2016
-15 Inbee Park #KOR
-10 Shanshan Feng #CHN
-10 Lydia Ko #NZL
-9 Haru Nomura #JPN
-9 Stacey Lewis #USA
野村敏京の年齢
野村敏京さんは1992年11月25日生まれで、年齢は30歳です。(2023年7月現在)報道やリオ五輪日本選手団のプロフィールなどで確認ができます。
2007年、中学時代に出場した大会の出場選手データを見ると…
- 青木瀬令奈:前橋市立箱田中学校 3年
- 福田真未:沖学園中学校 3年
- 堀奈津佳:徳島市城西中学校 3年
- 比嘉真美子:本部町立本部中学校 2年
といった方々のお名前を発見することができます。こうした日本ツアーのトッププロと同世代なんですね。
野村敏京の出身
野村敏京さんがお生まれになったのは神奈川県の横浜市。ですがご両親の離婚に伴い、5歳の頃に韓国へと渡り、高校時代までを韓国で過ごされました。
学歴はソウル明知中学〜ソウル明知高校。2010年の米ツアーQTを経て、高校卒業後の翌11年からプロ活動を始めています。
とはいえ、アマチュア時代には日本の大会での実績も数多く残しており…
- 2007年:日本ジュニアゴルフ選手権 12〜14歳の部優勝
- 2009年:関東女子ゴルフ選手権 2位タイ
- 2009年:日本女子アマチュアゴルフ選手権 ベスト8
- 2010年:日本女子オープン 15位タイ(※ローアマ)
ちなみに、中学時代に優勝した日本ジュニアゴルフ選手権では、優勝後にこちらのように語っています。
「18歳になったときには、日本国籍を選択したい。日本代表として国際舞台に立ちたいので」(JGA『野村が初出場初優勝を飾る』)
その後、日本代表としてリオ五輪に出場されていますから、まさに10年越しの有言実行だったわけですね。
野村敏京のwikiプロフィール
- 名前:野村敏京(のむらはるきょう、Haru Nomura)
- 年齢:30歳(2023年7月現在)
- 出身:神奈川県横浜市
- 血液型:A型
- 趣味:カラオケ、サーフィン
- スポンサー:フィットネスジムT.I.S
スポーツライター金明昱さんの2022年の記事『なぜリオ五輪“日本代表”の野村敏京が“韓国”にゴルフアカデミーを設立したのか?』によると、野村敏京さんは韓国に「JOOBゴルフアカデミー」という総合的なゴルフアカデミーを開設されたそうです。
野村敏京さんは米ツアーでの華々しい実績だけでなく、腰痛に悩まされた時期もありました。そうした経験をベースに、「弟・京平と共に物理治療の専門家を迎え入れ、レッスンとゴルフのための体力管理、ケガをした後のリハビリなど様々なニーズに応えていきたい」と語っています。
ですが、ご自身のゴルフも決してお休みするわけではなく、腰痛と向き合いつつ元気にツアーを戦っています。
あっと驚く復活劇をぜひ期待したいですね。
まとめ
今回は野村敏京の父親や母親等の家族!読み方や国籍等のwikiプロフィール!と題してお送りしてまいりました。
- 野村敏京さんは日本人の父と韓国人の母・文昭英さんとの間に生まれました。ご両親は5歳の頃に離婚されています。
- お名前は「のむらはるきょう」。神奈川県横浜市生まれです。
- 1992年11月25日生まれの30歳。(2023年7月現在)2010年に日本国籍を選択されました。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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