小田凱人さんは幼少期の病気がきっかけで車いす生活に。その後、医師から紹介された車いすテニスにハマると一気に才能が開花しました。2021年には史上最年少(14歳11ヶ月)でジュニア世界ランク1位となるなど躍進はとどまるところを知らず、ついに23年にはグランドスラム大会を制覇。次は2024年パリのパラ五輪金メダルが確実に視野に入ってきました。
そんな小田凱人さんとはどんなプロフィールの持ち主なのでしょうか。
では、小田凱人の出身高校や中学はどこ?読み方や生年月日等のwikiプロフィール!と題し、小田凱人さんの人物像に迫ります。
ぜひ最後までお付き合いください。
小田凱人の出身高校
小田凱人さんは2023年全仏オープンの車いすテニスでグランドスラム初優勝。レジェンド国枝慎吾さん引退後の日本の車いすテニス界を背負って立つ存在として、大きな期待が寄せられています。
(小田凱人インスタ@tokitoodaより)
そんな小田凱人さんは2023年7月現在、通信制高校のN学園高等学校2年生です。2023年6月、N学園高等学校公式サイトのニュース・トピックスで紹介されていました。
何しろ史上最年少での偉業達成ですから、自慢の生徒さんであることは間違いありません。
現在プロテニスプレーヤーとして活躍中の小田凱人さんは、2022年にプロ宣言。以降はツアーで全世界を巡っています。通信制高校という選択についてはインタビューでこちらのように語っていました。
「テニスのために、これから人生をかけていくために(通信制高校を)選んだのと、テニスにも行けるし、その分勉強もいままでよりできる環境がウィンウインかなと思って」(テレビ愛知『パラリンピックで目指す金メダル』)
プロ生活にぴったりフィットした選択だったんですね。
ちなみに、アスリート(※プロを目指す人を含む)が通う通信制高校というと代表的なところでは…
- ルネサンス高等学校:畑岡奈紗さん(ゴルフ)、折原裕香さん(フィギュアスケート)、吉成名高さん(格闘家)
- N高等学校:紀平梨花さん(フィギュアスケート)、望月慎太郎さん(テニス)
- 日本ウェルネス高等学校:稲見萌寧さん(ゴルフ)、臼井麗香さん(ゴルフ)
- クラーク記念国際高等学校:金田久美子さん(ゴルフ)、小林可夢偉さん(レーシングドライバー)、竹内智香さん(スノーボード)
などなど。テレビ愛知の報道では、小田凱人さんがノートPCで勉強されている様子が撮影されていました。
いずれにしても17歳で立派なプロというところに驚かされますよね。
小田凱人の出身中学
小田凱人さんの出身中学は愛知県の一宮市立西成(にしなり)中学校です。2022年春にご卒業されました。
車いすテニスのジュニア世界ランキングで、過去最年少で1位になった中学生が愛知県一宮市にいます。市立西成中3年の小田凱人さん(15)。骨肉腫で車いす生活になりましたが、ひた向きさと負けず嫌いな性格で頭角を現し「目標はパラリンピック制覇」と言い切ります。 https://t.co/lFIKNxKpS7
— 日経 社会ニュース (@nikkeishakai) December 4, 2021
小田凱人さんは中学時代にはすでに世界一!
ITFジュニアランキングで史上最年少(14歳11ヶ月)1位、そして日本人男子史上初の世界1位の記録を達成しました。
ただ、一方ではテニスに割く時間が多いため、修学旅行などの行事には参加できなかったのだそうです。残念ながら同級生と楽しい時間を過ごす機会は少なかったんですね。
小田凱人の読み方や生年月日等のwikiプロフィール
(ともやんテニスchインスタ@tomoyan_tennischより)
小田凱人の読み方
小田凱人さんのお名前は「おだときと」とお読みします。
「凱」は凱旋門の「凱(がい)」なのでつい間違ってしまいそうですが、由来については集英社オンラインの記事『小田凱人が「最年少世界1位」にこだわる訳』でこちらのように明かされていました。
「「凱」の漢字が有する「かちどき」の意と、悠久を連想させる音の響きから「ときと」と読む」
つまり、末永く勝利者となれとの願いが込められているんですね。
小田凱人の生年月日や年齢(誕生日)
小田凱人さんは2006年5月8日生まれで、年齢は17歳です。(2023年7月現在)所属する東海理化公式サイトの所属選手紹介などに記載があります。
17歳とは思えない風格に伊達公子さんもビックリ!
(伊達公子インスタ@kimiko.dateより)
小田凱人さんが全仏オープンを制したのは17歳33日。グランドスラム大会史上最年少記録であるとともに、世界ランキング1位というのもこれまた最年少です。(※ITF『17-YEAR-OLD ODA MAKES HISTORY WITH FIRST GRAND SLAM WIN IN PARIS』)
小田凱人の身長
小田凱人さんの身長は175cmです。
日本財団パラサポの紹介記事『史上最年少のプロ車いすテニスプレーヤー小田凱人の素顔』などから知ることができます。
車いすテニスのレジェンド国枝慎吾さんの身長が173cmだそうなので、ほぼほぼ同じくらいなんですね。
(国枝慎吾インスタ@shingokuniedaより)
小田凱人の体重
小田凱人さんの体重についての情報はなく不明です。
仮にBMIを22くらいとして計算すると、67〜68kg前後となります。とはいえ、世界トップクラスのアスリートですから、実際にはもっと上の数値かもしれません。
小田凱人の出身地
小田凱人さんの出身地は愛知県の一宮市です。
地元も力強く応援しています!
全豪オープンテニスの車いすの部で、一宮市出身の小田凱人選手が決勝進出しました☆
— 一宮市(公式) (@city_ichinomiya) January 27, 2023
決勝は明日! 見られる方も、見られない方も、オーストラリアへ熱いエールを送りましょう!
2021年に「ジュニアランキング」で史上最年少・世界1位になったときのインタビューはこちらhttps://t.co/5BhNJslgq0
プロテニス界の先輩、日比野菜緒さんも一宮市出身者でした。
愛知県一宮市出身・プロテニスプレーヤー日比野菜緒選手とブラスが所属契約更新。世界への挑戦を2023年も応援!コ… https://t.co/jkg38ujIdY pic.twitter.com/nkz7SAyPfB
— PR TIMESライフスタイル (@PRTIMES_LIFE) December 26, 2022
小田凱人の血液型
小田凱人さんの血液型についてもプロフィールに記載はなく不明です。
小田凱人さんのインタビューは非常にポジティブなところが印象的。
「障がいは、他の人からするとハンディキャップに感じてマイナスにとらえられがちです。でも“障害=ハンディキャップのまま人生を終わらせたくない”という強い想いがあります。この障がいを自分の武器にして、他人と違う自分に自信を持って競技生活に取り組んでいます」(※ノエビアグリーン財団『インタビュー』)
そんなところを考慮すると、もしかすると血液型はB型かも?
小田凱人のwikiプロフィール
(熊田浩也インスタ@hiroyakumadaより)
- 名前:小田凱人(おだときと)
- 年齢:17歳(2023年7月現在)
- 出身:愛知県一宮市
- 趣味:ギター
- 所属:東海理化
小田凱人の経歴
幼少期はサッカー少年だった小田凱人さん。大きな転機となるのは9歳の時、左股関節に骨肉腫が見つかったことでした。
骨肉腫とは骨に発生するガン…
手術の結果、人工関節となり車いす生活となります。そんな時、担当の医師から勧められたパラスポーツのひとつが車いすテニスでした。
後のインタビューでは…
「車いすテニスを見てビビッとくるものがあった」
と語っており、まさに運命の出会いだったことがわかります。
その後キャリアわずか数年、次々と最年少記録を打ち立てていきます。
- 世界ジュニアマスターズ単複優勝(13歳8ヶ月25日)
- 世界ジュニアランキング1位(14歳11ヶ月18日)
- グランドスラム出場(全仏、16歳23日)
おまけにプロ宣言も史上最年少(15歳11ヶ月20日)!
指導するコーチの熊田浩也さんは、小田凱人さんについてこちらのように評価しています。
「凱人が他の選手と大きく違うと感じる部分はテニスに対して真面目な部分。自分が納得いくまで練習するので、練習時間をどれだけはみ出すのというぐらい」
とにかく、テニスに注ぐ熱量が人並み外れているということなんですね。
小田凱人さんご自身は「自分と同じ病気で入院している子たちが、『小田選手みたいになりたい』と思ってもらえるようになりたいと考えるようになって、最近頑張っています」と言います。
念頭にあるのはご自身が憧れたレジェンド国枝慎吾さん。その意味でもレジェンドの後継者といわれる存在なんですね。
2023年にはついにグランドスラム大会優勝、世界ランク1位を手にしました。次のターゲットは24年パリのパラ五輪です。とにかく伸びしろしか感じない小田凱人さん。これからどんな伝説をつくっていくのか、興味津々です。
小田凱人の成績
小田凱人さんのこれまでの主な成績をごく簡単にご紹介します。車いすテニスを始めるのは2016年頃ですから、またたく間にトッププレーヤーとなったことがよくわかります。
- 2018年:大阪オープン 準優勝
- 2019年:北九州オープン 優勝
- 2020年:世界ジュニアテニスマスターズ シングルス、ダブルス優勝
- 2021年:スイス・ジュネーブオープン 優勝
- 2021年:世界国別対抗戦 優勝
- 2022年:全仏オープン ベスト4
- 2022年:楽天ジャパンオープン 準優勝
- 2022年:全米オープン ダブルスベスト4
- 2023年:全豪オープン 準優勝
- 2023年:全仏オープン 優勝
- 2023年:ウィンブルドン 優勝
(小田凱人インスタ@tokitoodaより)
まとめ
今回は小田凱人の出身高校や中学はどこ?読み方や生年月日等のwikiプロフィール!と題してお送りしてまいりました。
- 小田凱人さんは2023年7月現在、通信制のN学園高等学校の2年生です。
- 出身中学は愛知県一宮市立西成中学校。2022年春に卒業されました。
- お名前は「おだときと」。身長は175cm。
- 愛知県一宮市出身。2006年5月8日生まれの17歳です。(2023年7月現在)
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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