櫻井つぐみさんは父・優史さんの導きで3歳の頃にレスリングを始め、親子二人三脚でどんどんと力をつけていくと、常に世代トップを走ってきた有望株です。2021年世界選手権は女子55kg級、22年と23年は57kg級で金メダル。オリンピックでの躍動が非常に楽しみな存在なんです。
一方、高知県で生まれ育った櫻井つぐみさんは、いわば非エリート。どのような経歴なのか興味がある方も多いのではないでしょうか。
では、櫻井つぐみの父や母等の家族!出身大学や高校・中学はどこ?と題して櫻井つぐみさんの人物像に迫ります。
ぜひ最後までお付き合いください。
櫻井つぐみの父や母
櫻井つぐみさん親子は2023年、高知県移住支援特使に委嘱され、ご一緒に記者会見に臨みました。お2人似てらっしゃいますか?
そんな櫻井つぐみさんの父親は櫻井優史さん。香川県の出身ですが、高校の指導者として高知県に赴任し、2004年には高知レスリングクラブを立ち上げた人物です。
一方、母についての詳しい情報はありませんが、写真2枚目の優史さんの左側の方が母親でしょうか。
優史さんは高知レスリングクラブで数多くの有望選手を育て上げる一方、高知南高校(現高知国際高校)レスリング部の監督も務めています。
現役時代は高松北高校〜群馬大学に所属し、グレコローマンで活躍。国体出場経験を持ちます。2002年まで現役を続け、04年に「ジュニアの育成を」ということで高知レスリングクラブを立ち上げました。
櫻井つぐみさんは創立当初からの門下生で当時3歳!
父・優史さんとの関係は二宮清純さんのスポーツ系情報サイト、SPORTS COMMUNICATIONSの記事『櫻井つぐみ(育英大学レスリング部/高知県香南市出身)』で詳しく取り上げられています。興味がある方はぜひ読んでみて下さいね。
櫻井つぐみさんは高校時代に反抗期!そのため父と娘が激しくぶつかりあったこともあったそうですよ。
「高校時代は全然勝てないし、表彰台にすらも乗れない時期がありました。家から学校まで遠く、父に車で送ってもらっていました。ただ反抗期の頃はケンカして、車に乗らず自転車で帰ることもありました」(櫻井つぐみさん)
そんな精神的なもやもやを乗り越えて、高校時代のスランプを脱出していきました。
その後、櫻井つぐみさんは大学に進学し、日本チャンピオン、世界チャンピオンに登りつめています。高校時代に経験した父=コーチとの葛藤は無駄ではなかったんですね。
実は2015年、フジテレビ『ミライ☆モンスター』に出演。レスリングに打ち込む親子の姿を見た関根勤さんが「あのお父さん本当に娘を愛している。お嫁に行くとき号泣すると思う」とコメントされたのだとか笑
近い将来、号泣する日がくるのでしょうか?
櫻井つぐみの家族
櫻井つぐみさんのひとつ下の妹は櫻井はなのさん。姉と同じくレスリングで早くから頭角を現し、現在は育英大学で技を磨いています。
- 長女:つぐみ(2001年9月3日生まれ)
- 次女:はなの(2002年12月19日生まれ)
2021年全日本学生選手権では3位でした。(表彰台写真一番右が櫻井はなのさん)
はなのさんは50kg級を主戦に戦っており、高校時代は愛知県の至学館高等学校で活躍。2019年には世界カデット選手権46kg級で優勝を飾っています。
実は小学生時代、階級は違いますが先に日本一に輝いたのははなのさんの方。ですが、中学に上がるとお2人とも競い合うように好成績を残していきました。
はなのさんは15年全中34kg級準優勝〜16年全中37kg級優勝〜17年全中40kg級優勝。中学チャンピオンとして強豪校の至学館高校へと進学されています。
現在では姉と同じ育英大学でトレーニングを重ねており、23年全日本社会人選手権優勝などの成績を残しています。
櫻井つぐみの出身大学
櫻井つぐみさんは2023年9月現在、群馬県高崎市の育英大学教育学部教育学科スポーツ教育専攻の4年生です。
(日本レスリング協会インスタ@japanwrestlingより)
育英大学のレスリング部監督、柳川美麿さんは、櫻井つぐみさんの父・優史さんとは旧知の仲。「私とは同い年で、学生時代はよく遊んだ仲でした」(※JWF『急成長のチームから初の全日本チャンピオン誕生』)とのこと。
また、国体準優勝の経験を持つ上野裕次郎さんがコーチとしてサポート。2023年7月にはライバルの南條早映さんの撃破にも成功しました。
(育英大学レスリング部インスタ@ikueiwrestlingより)
大学レスリングといえば日本体育大学、至学館大学、日本大学などが有名ですが、これからはその差がどんどん縮まっていきそうですね。
櫻井つぐみの出身高校・中学
櫻井つぐみさんは高知県の香南(こうなん)市立野市(のいち)中学校〜高知県立高知南高等学校(現高知国際高等学校)という学歴をお持ちです。
櫻井つぐみさんは高知県香南市のご出身。活躍は香南市の広報誌『広報こうなん』でもたびたび記事として取り上げられています。その中に出身校などの記述もあります。(香南市スポーツ賞の常連でした!)
ちなみに、中学時代には全中3連覇、2016年世界カデット選手権40kg級優勝。相撲部に所属し足腰を鍛えたのだそうです。その後、高校時代には2020年クリッパン女子国際55kg級優勝などの実績を残しています。
また、前項でご紹介した通り、高知南高校のレスリング部監督は父の優史さんです。2023年インターハイでも優史さんが指導する櫻井つぐみさんの後輩たち(下地瑛太さん、米津秀亮さん)が躍動していました。
高知南高等学校は2023年春に高知西高等学校と統合。高知国際高等学校として再スタートを切っています。
まとめ
今回は櫻井つぐみの父や母等の家族!出身大学や高校・中学はどこ?と題してお送りしてまいりました。
- 櫻井つぐみさんの父は高知レスリングクラブの創立者で高知南高等学校(現高知国際高等学校)レスリング部監督の優史さんです。
- 母親についての情報はありません。ひとつ下に妹・はなのさんがおり、やはりレスリングの選手です。
- 2023年9月現在、育英大学教育学部教育学科スポーツ教育専攻の4年生です。
- 出身高校は高知県の高知南高等学校(現高知国際高等学校)、中学は高知県の香南(こうなん)市立野市(のいち)中学校です。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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