こんにちは!
物流といってもいろんな業種があるけど、どんな仕事内容なの?
興味があるんだけど、どんな仕事内容なのか詳しく知りたいなあ…という方。
筆者が10年勤務した物流センターは小売業だったのですが、受注〜商品出荷までをおこなっていました。
気になった方への参考になればとおもい、”物流センター内での仕事内容を一覧にまとめて紹介”させていただきます。
この記事を最後までお読みいただければ、あなたの悩みがスッキリすること間違いなしですよ!
物流センターの仕事内容一覧
私の勤めていた物流センターでは大きく分けると
事務系 | 受注 購買仕入 コールセンター |
現場系 | 加工出荷 物流保管 |
です。
それでは一つずつ見ていきましょうー。
事務系の仕事内容は?
事務系の仕事はデスクワークがほとんどです。
ある日、他部署の応援で受注の手伝いにいくことに。
私は最初にデスクワークは力仕事ないし、エアコンがある環境はいいなあと思ってました。
しかし実際は、思っていた以上に個人情報を取り扱いますし、確認作業も多いため精神的にも大変です。
ひんぱんに席を立つこともなく、1日のほとんどが座りっぱなしのため、最初に思っていた『隣の芝生は青く見える』の浅はかな考えに反省しました…
『受注』
受注とはどんなことをするかというと、法人のお客さんや個人のお客さんから受けた注文に対して
- システム上で在庫の確認
- 在庫がなければ購買に発注依頼
- 加工物流へ出荷の依頼
の順番で業務をこなします。
社内での司令塔のような役割です。
9割以上は女性の人たちで構成されていましたね。
『購買仕入』
購買仕入では取り扱う”商品”や梱包用の”資材”を発注したり、取引先メーカーとの”納期調整”をします。
また在庫や、出荷する際の資材を切らさないようにつねにシステム上での管理もしていました。
そして在庫が少なくなってくると商品の発注や動きをコントロールし、出荷に間に合うよう”商品調整”する業務をしています。
社外からの仕入れから、出荷するまでの中間的な役割をこなしていましたねー。
『コールセンター』
コールセンターは、まさにお客様相談室ですね。
出荷した商品や不具合のあった問合せに対応する部署になります。
コールセンターの特性上、お客様ファーストなためか分かりませんが、社内の他部署の人に対しては少々冷たい感じの上から目線の部署でした。w
そしてコールセンターは実際に間違えて出荷されてしまった商品に対してクレームが入った時、自分のミスじゃないのにお客さんにあやまらなければいけませんので大変です…
現場系の仕事内容は?
『加工出荷』では、指示書(注文書)を元に
- 商品をピッキング
- 梱包して出荷
までをおこないます。
『物流保管』では入荷してきた商品の
- 入荷品の受け入れと検品
- 保管業務
- 補充作業
です。
加工出荷はほとんどが女性の方が働いており、物流保管は男性がメインの業務になります。
商品のピッキング
出荷される商品と置いてある場所が書かれた指示書を元にピッキングします。
商品が保管されている場所までとりにいき商品名と数量を確認し、確実にピッキングをおこないます。
私のいた物流センターでは商品名以外に、社内専用のバーコードが割り当てられておりそれをハンディターミナルという端末で読み込んでピッキングをしていました。
仕組み化されていたので、誰でも簡単におこなえる作業です。
そのあと、出荷するチームへと引き渡します。
梱包して出荷
ピッキングした商品は出荷チームに商品が引き渡されます。
どちらかというと、工場で組み立てをするラインと似ている感じでしたね。
イメージ的には、ベルトコンベアーで流れてきた商品を流れ作業でこなしていきます。
そこにではベテランのおばちゃんたちが、ものすごい早さと手さばきで商品を割れないようていねいに梱包したり、ラッピングして袋詰めしていました。
そして梱包が完了すると、送り状のラベルを貼って出荷します。
おばちゃんたちは、もくもくと作業をこなして1日の出荷数のノルマをこなしていました。
喋っているスキもほとんどない感じで、話しかけると逆に手が止まってしまい怒られます。
入荷品の受け入れと検品
購買が発注した商品が入荷してきたら、数量を確認し不具合や不良がないがをチェックします。
ここでしっかりと検品のチェックを行わないと不良品として倉庫に保管されてしまいますので、最初が肝心です!
基本的に検品にはハンディターミナルという端末を使っていました。
この端末でバーコードを読むと入荷の情報が表示されます。
そして画面上で確認作業をし完了すると、在庫データがシステムに反映されるというものです。
入荷待ちだった商品は、お客さんが待っているので、すぐに引き当たるためその日出荷しなければいけなかったためあわただしかったですね。
保管業務
入荷品した商品や、資材の保管管理をおこないます。
在庫状況と保管場所はシステムで全て管理されており、端末から情報を入力して倉庫に入庫したり、出庫作業を行っています。
しかし、在庫数が狂っていたり、あるはずの商品がないなんてなるとさあ大変…
購買部署からめっちゃ怒られますし、入庫した時の状況までさかのぼって商品を探します。
高額な商品が見当たらないなんてなると、見つかるまで帰れませんでした…
在庫を保管している上で、会社の決算にあわせて年に2回棚卸しがあります。
会社の資産を把握するため、全商品の在庫数を数えていきます。
社内総動員で、丸1日業務を止めて棚卸ししてました。
補充
フォークリフトを使って、倉庫の手の届かないところからピッキングをしていきます。
ピッキングをして出庫し終わったらシステムより在庫を減らし、決まっているロケーション(場所)に商品の補充です。
ロケーションに補充すると、出荷の指示書を持った人がそこから商品をピッキングをするという流れになります。
繁忙期になると補充するアイテム数がドーンと増えるので、出荷に対して追いつかないことがありました。
すると、加工側のピッキングするチームから早く補充しろー!とあおられます。
言い返したくなりますがそこは大人の対応です。
まとめ
物流センターの仕事内容一覧まとめを紹介させていただきました。
もし物流センターで勤務する場合、まずはその職場に早く慣れて自分の居場所を作りましょう。
人によって適材適所があるかもしれませんが、実際に働いてみたときに物流センターが自分に向いてると思えると、長く勤めることができますのでオススメですよ。
筆者は、どうしてもやりたいことがあったので10年で辞めてしまいましたが、居心地はとっても良かったですね!
この記事が物流に興味のある方や、これから物流センターに関わっていこうとしている人のお役に立てると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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