アマチュア時代には2年連続高校横綱、実業団横綱などのタイトルを獲得し“令和の怪物”と呼ばれた伯桜鵬関。角界入り後も素晴らしいスピードで白星を重ね、入門からわずか3場所で新入幕を果たすというとんでもない大物ぶりを発揮しています。
そんな伯桜鵬関の師匠は名横綱として知られる元横綱の白鵬(現宮城野親方)です。2023年7月場所の新入幕を機に本名の「落合哲也」からしこ名を改め、夢の“師匠超え”を目指しています。未来の大関〜横綱として大きな期待が寄せられているんですね。
では、伯桜鵬の読み方や身長等のwikiプロフ！由来や成績が気になる！と題し、伯桜鵬関の人物像をご紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
伯桜鵬の読み方
(宮城野部屋インスタ@miyagino_beyaより)
伯桜鵬関のしこ名の読み方は「はくおうほう」です。2023年7月場所を前に、しこ名を改めました。まだまだ以前のしこ名の「落合」のほうがピンとくるという方もいらっしゃるかと思いますが、これから番付が上がるにつれ、次第になじんでくるのかもしれません。
参考までに、宮城野部屋の大相撲カードはこんな図柄です。上から伯桜鵬関、炎鵬関、北青鵬関です。みなさん〇〇鵬というしこ名なのがよくわかりますね。
さらに、アルファベットにすると師匠の宮城野親方は「Hakuho」、伯桜鵬関は「Hakuoho」。つまり、間に「o」がひとつ増えただけなんですね。もしかすると、そんなところにも“大横綱白鵬の後継者”的な期待感が表れているのでしょうか。
伯桜鵬のしこ名の由来
伯桜鵬関のしこ名には、漢字一文字ずつに意味が込められています。
- 伯：出身地倉吉市の旧地名「伯耆の国」から一文字
- 桜：原点である地元の相撲大会「さくら相撲」から
- 鵬：宮城野親方の現役時代のしこ名「白鵬」から一文字
自身の相撲のルーツを大切にしたしこ名だということがよくわかります。
実は「伯桜鵬」以外にも候補がいくつかあったのだそうで、「伯耆鵬」や「桜伯鵬」などの中から選んだとのこと。
伯桜鵬関は「桜が真ん中にあるのがしっくりきた。すごく気に入っている」と語っており、しこ名がモチベーションアップにもつながっているようです。
伯桜鵬の身長等のwikiプロフィール
伯桜鵬の身長
伯桜鵬関の身長は181cmです。日本相撲協会公式サイトの力士プロフィールから知ることができます。
一般の方と比較すると十分大きいのですが、力士の中に入るとまったく目立ちません笑
前掲の画像は宮城野部屋公式ツイッターから。少しわかりにくいですが、写真1枚目は北青鵬関と落合関です。北青鵬関は身長204cm！
こんな相手と連日激しい稽古をされているわけですから、強くなる理由がよくわかります。
北青鵬関についてはこちらで詳しく解説しています！
伯桜鵬の年齢
伯桜鵬関は2003年8月22日生まれで、2023年7月現在19歳です。相撲っぷりや風貌、インタビューからは、ちょっと信じられませんよね笑(失礼！)
ちなみに、師匠の宮城野親方は19歳9ヶ月で新三役へと昇進されています。当時の報道を参考にすると、昭和以降では貴花田(後の貴乃花)、北の湖に次ぐ3番目の記録だったそうです。
上には上がいる！
伯桜鵬の出身
伯桜鵬関の出身地は鳥取県倉吉市です。地元の報道ではたびたび「横綱・琴櫻以来〜」との見出しが踊りますが、琴櫻の出身地でもあるんです。相撲大会の「さくら相撲」も琴櫻にちなんだ大会です。
もう少し深堀りすると、琴櫻の「櫻」は打吹(うつぶき)公園が桜の名所だというところに由来するのだとか。
打吹公園～琴櫻～さくら相撲～伯桜鵬とつながっているわけですね。倉吉市の相撲ファンからすると、心から応援したくなる存在なのは間違いありません。
ちなみに、琴櫻は琴ノ若関の祖父に当たります。琴ノ若関についてはこちらで詳しく解説しています！
伯桜鵬の出身校
大相撲春場所に新十両として臨む、倉吉市出身の落合関に、母校の鳥取城北高校から化粧まわしが贈られることになり、８日、高校でお披露目されました。��倉吉市出身で１９歳の落合は、幕下付け出しでデビューしたことし１月の初場所で７戦全勝で優勝し、昭和…
常盤会（鳥取城北高校同窓会）さんの投稿 2023年3月7日火曜日
伯桜鵬関の出身校は数多くの有力力士を輩出している鳥取城北高等学校です。十両昇進を記念して、母校・鳥取城北高等学校から化粧まわしが贈られています。
化粧まわしにはこんな言葉が刺繍されています。
「嘘のない稽古 城北魂」
学生時代から華々しく活躍されていた伯桜鵬関ですが、厳しい稽古の裏付けあってこその好成績なんですね。
ちなみに、鳥取城北出身の力士では照ノ富士関、水戸龍関、狼雅関、貴健斗関、宮城野部屋では2023年6月に引退した元力士の石浦、23年3月場所に新入幕を果たした北青鵬関がいらっしゃいます。
伯桜鵬のwikiプロフィール
- 名前：伯桜鵬哲也(はくおうほうてつや【本名：落合哲也】)
- 年齢：19歳(2023年7月現在)
- 出身：鳥取県倉吉市
- 血液型：O型
- ニックネーム：てつ、てっちゃん
- 所属：宮城野部屋
伯桜鵬関が新入幕を果たしたのは2023年7月場所。デビューからわずか4場所目でのことです。遠藤関が持つ3場所という記録に並ぶスピード出世でした。
幼いころはサッカー少年だったとのエピソードを持つ2003年生まれの若者は、髪が伸びるのが追いつかずざんばら髪。どれだけ素晴らしい未来が待っているのか…という印象を持ちますが、逆に年相応ではない面をお持ちなのも人間的な魅力となっています。
新入幕会見ではこちらのように語っています。
「（初土俵から）3場所を振り返ると満足できるが、これからはそう甘くない。自分に厳しくをモットーに。祝福されてうれしいが『勘違いしない』『調子に乗らない』をかみしめてやっていきたい」(※日刊スポーツ『新入幕の落合あらため伯桜鵬』)
また、プロフィールには…
- 好きなアーティスト：吉幾三
とあります。とても10代の若者とは思えない？
伯桜鵬の成績
伯桜鵬関のこれまでの主な成績を、アマチュア時代と角界入り後に分けてご紹介していきます。とにかく、勝つことを運命づけられたと言っても過言ではないでしょう。これからどんな歴史をつくっていくのか、非常に楽しみな存在です。
- 2019年：全国高等学校相撲選手権 団体準優勝(鳥取城北)
- 2019年：国民体育大会 少年男子団体優勝(鳥取県)
- 2020年：全国高等学校相撲選手権 個人優勝
- 2021年：全国高等学校相撲選抜大会 個人優勝
- 2021年：全国高等学校相撲選手権 個人優勝
- 2022年：全日本実業団相撲選手権 個人優勝
- 2023年1月場所：7勝0敗 幕下優勝(※幕下付け出しデビュー)
- 2023年3月場所：10勝5敗 (※新十両)
- 2023年5月場所：14勝1敗 十両準優勝
まとめ
今回は伯桜鵬の読み方や身長等のwikiプロフ！由来や成績が気になる！と題してお送りしてまいりました。
- 伯桜鵬関のしこ名の読み方は「はくおうほう」です。
- 由来は「伯＝伯耆」「桜＝さくら相撲」「鵬＝白鵬の鵬」。
- 鳥取県倉吉市出身。2003年8月22日生まれの19歳です。（2023年7月現在）
- 身長は181cm。アマチュア時代に高校横綱2回、実業団横綱を経て角界入り。デビュー4場所目で新入幕を果たしました。
という結果となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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