金峰山(力士)の由来や年齢等のwikiプロフ！出身高校や中学はどこ？

今回はカザフスタン共和国出身の大物力士、大相撲木瀬部屋に所属する金峰山（きんぼうざん）関をご紹介してきたいと思います。

金峰山関は元横綱・朝青龍さんに見出され、高校時代に来日。恵まれた体格とまわしを取っての正攻法で白星を重ね、番付をどんどん上げていっている注目株です。

そんな金峰山関は、カザフスタン出身力士として初めての関取〜幕内力士。今後さらなる出世に期待が寄せられており、まさに大相撲史に名を残す存在でもあります。

では、金峰山(力士)の由来や年齢等のwikiプロフ！出身高校や中学はどこ？と題して、金峰山について詳しく解説してまいります。

ぜひ最後までお付き合いください。

金峰山(力士)の由来

金峰山関とはこちらの方。2021年11月場所の初土俵以来、瞬く間に番付を上げている大器です。これから幕内定着、そして将来の大関～横綱候補として大暴れが期待されています。

【#春場所 の原動力は？？】#カザフスタン 出身力士で
初めて #新入幕 の #金峰山

春場所が行われる #大阪 での
原動力とは!？#nhksumo #sumo

詳しい記事はこちら 👇 https://t.co/8P59AJYhhv pic.twitter.com/vWcIwloVA5

— NHK大相撲（公式） (@NhkSumo) February 27, 2023

そんな金峰山関ですが、しこ名は「金峰山晴樹（きんぼうざんはるき）」。その由来は…

• 金峰山の由来は熊本県の山の名から
• 晴樹は師匠の日大時代の同期の名から

2021年、幕下三段目優勝の優勝インタビューの中で明かされていました。漢字で同じ表記の「きんぷさん・きんぽうざん」という山が長野県・山梨県にもありますが、由来となったのは熊本県の方です。

もう少し解説を加えると、熊本県は師匠・木瀬親方（元前頭・肥後ノ海）の出身地。晴樹の由来となった成田晴樹さんは、弘前実業時代に2年連続で高校横綱となった人物で、日本大学では坂本直人さん（後の肥後ノ海）の同期。20歳の時に亡くなられています。

ということで、しこ名はいずれも師匠と深く関係するものでした。

ちなみに、山の方の金峰山は熊本市民からハイキングに絶好の山として親しまれている場所。山頂からは熊本市内を一望できるそうです。

また、弘前実業相撲部OBの方が運営するブログには、成田晴樹さんの大学時代のお姿が投稿されていました。将来は横綱間違いなしと言われていたのだとか。（※弘実相撲部OBブログ『今日の一枚』）

勝手に深読みすると、いずれ角界の頂上に…という思いが込められているしこ名かと思われます。こんなところからも大物ぶりがうかがえませんか？

金峰山(力士)の年齢等のwikiプロフィール！

金峰山(力士)の年齢(生年月日)

金峰山関は1997年6月27日生まれで、年齢は26歳です。（2023年7月現在）日本相撲協会公式サイトの力士プロフィールに記載があります。

同期入門のモンゴル出身力士、欧勝馬関とは同い年。そして大学時代には学生チャンピオンの座を巡って激しく競い合った関係です。

２０２０年全国学生選手権より。左から西川（豪ノ山）、デルゲルバヤル（欧勝馬）、石崎（高砂部屋）、イェルシン（金峰山） https://t.co/8hPMaSAsTU pic.twitter.com/vgQXnQP01h

— 毎日新聞大相撲取材班 (@MainichiSumo) May 25, 2022

金峰山関を下し学生横綱として角界入りしたのはデルゲルバヤルさん（欧勝馬関）でしたが、デビュー後先に入幕を果たしたのは金峰山関のほう。今のところ、出世争いでは逆転している形ですが、今後もライバル関係は続いていくのかもしれません。

金峰山(力士)の出身

金峰山関はカザフスタン共和国のアルマトイのご出身です。（※日本相撲協会公式サイトではアルマティとの表記になっています）

アルマトイとはこちらのような都市。かなり大きな街のようですね。

金峰山関は学生時代、柔道の経験がありますが、子供の頃から大相撲を見てはいたのだそうです。

実はカザフスタンは格闘技大国！柔道だけでなく、カザフ相撲のカザックレスやサンボに親しむ方も多く、格闘技経験者＆ファンがたくさん存在するのだとか。そんな中で、日本の相撲に触れる機会もあったんですね。

ちなみに、こちらの方もカザフスタン出身。村田諒太さんと死闘を演じたプロボクサーのゲンナジー・ゴロフキンさん！

4月9日さいたまスーパーアリーナで行われるIBF 世界ミドル級王者　#ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）とWBA世界同級スーパー王者 #村田諒太（帝拳）の統一戦の調印式。ゴロフキンは「研究もした。絶対見逃さないでほしい」。村田は「準備は出来た。素晴らしい試合をお届けします」 pic.twitter.com/esRNQehlCO

— 村田諒太公認サイトI’m Ready (@murataboxing) April 7, 2022

金峰山(力士)の身長・体重

金峰山関の身長は192cm、体重は181kgです。（※2023年7月確認）

木瀬部屋の力士のみなさんと比較してもやっぱりデカい！

Valentina Shevchenko選手、Pavelコーチと
木瀬部屋の朝稽古を見学させていただきました👐🏻

相撲部屋に行くのは小さい頃以来！
新鮮で刺激をもらいました。
また相撲がしたくなった！

木瀬部屋の皆さんありがとうございました😊✨

#木瀬部屋 #大相撲 pic.twitter.com/MbVaLbFhGS

— 吉川桃加 / Momoka YOSHIKAWA (@yo_momoka) February 15, 2023

ですが、その金峰山でも苦手な相手がいるんです。さらに体が大きな力士、北青鵬関です。北青鵬関は身長204cm！

デビュー以来、本場所で勝ったことがないんですよね。（※2023年7月場所時点）

＜金峰山と北青鵬＞
やっぱり！相撲はがっぷり四つがいい！
デブの突き押し相撲なんて見たくない！
早く、この二人が横綱にならないかなぁ。 pic.twitter.com/27adAaxMKX

— 野地蔵 (@isinojizo) March 14, 2023

やはり自分よりも大きい相手では勝手が違うのでしょうか？

金峰山関と北青鵬関は同じタイミングで新入幕を果たしており、こちらのライバル関係にも注目です。

金峰山(力士)のwikiプロフィール

• 名前：金峰山晴樹（本名：バルタグル・イェルシン）
• 年齢：26歳（2023年7月現在）
• 出身：カザフスタン共和国、アルマトイ
• 好きな食べ物：寿司
• 所属：木瀬部屋

金峰山(力士)の出身高校

金峰山関の出身高校は日出高等学校（現目黒日本大学高等学校）です。高校3年生の時に来日し、本格的に相撲の稽古を始めています。

柔道に打ち込んでいた金峰山関に、来日のきっかけをつくったのは元横綱の朝青龍さんだそうです。

月刊相撲：きっかけはあの人の「足でかいな」　#カザフスタン 初の幕内・ #金峰山 | 毎日新聞 #イェルシン #日大 #朝青龍 https://t.co/HxhzrBDVvn

— 毎日新聞大相撲取材班 (@MainichiSumo) March 2, 2023

目黒日大高等学校の相撲部発足は2020年とのことなので、在学中の部活としての成績は残っていません。

ですが、金峰山関は高校卒業後、日本大学スポーツ科学部へと進学されました。相撲を始めるのが来日後だったことを考えると、どれだけスゴいスピードで成長していったかがわかります。

こちらは2020年、母校で後輩を指導した時の様子です。投稿者の熊谷涼至さんは目黒日大高等学校相撲部の監督さんです。

熊谷涼至さんは現在、金峰山関のフォロワーともいえるカザフスタンからの留学生も指導されています。先駆者として金峰山関も頑張らないといけませんね。

金峰山(力士)の出身中学

金峰山関のカザフスタン時代の学歴についてはよくわかりません。来日前は柔道選手だったそうですが、国際レベルの選手ではなかったようで、記録をたどることはできませんでした。

参考までにカザフスタン共和国の教育制度はこちらの通り。

• 初等教育：4年間
• 中等教育：6年間
• 高等教育：大学、技術大学など、4〜5年

となっており、初中等教育は普通学校（カザフ語で「メクテプ」）で行われます。（※外務省『世界の学校を見てみよう：カザフスタン共和国』）金峰山関もアルマトイのいずれかのメクテプで学ばれた後に来日したと考えられます。

まとめ

今回は金峰山(力士)の由来や年齢等のwikiプロフ！出身高校や中学はどこ？と題してお送りしてまいりました。

• 金峰山関のしこ名は熊本県の山の名＋日本大学相撲部の伝説のOBの名が由来です。
• カザフスタン共和国アルマトイ出身。1997年6月24日生まれの26歳です。（2023年7月現在）
• 出身高校は日出高等学校（元目黒日本大学高等学校）。3年生の時に来日しました。
• カザフスタンの普通学校で学ばれた後、元横綱・朝青龍のスカウトを受け来日されました。

という結果となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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